ユーロドル特徴【テクニカル分析が有効な通貨ペア】
はいさい!tentenです!
今回はユーロドルの特徴についてです。
この記事を読めばこんな悩みが解決します。
- 初心者です。オススメの通貨を教えてください。
- ドル円でトレードしてるけど、他の通貨もトレードしてみたい
- ユーロドルの特徴を知りたい
みなさんがメインで取引している通貨ペアってなんですか?
FX初心者の方はドル円って答える人が多いと思いますが、ドル円を選んでいる理由ははっきりしていますか?
一番最初に選んで、何も考えていなかったと言うのはまずいですよ。
ドル円は日本人にとって計算がしやすいので、やりやすさはあると思います。
ですが、トレードのやりやすさを考えた時に、疑問に思うところがあります。
今回はボクが初心者にオススメしているユーロドルの特徴を解説していきたいと思います。
ちなみにボクは今回の話のメイン、ユーロドルを主にトレードしています。
本記事の内容
- ユーロドルは初心者にオススメな通貨ペア
- ユーロドルの特徴
- ユーロドルの見るべき指標
- ユーロドル特徴のまとめ
2-1.特徴1:トレンドが出やすい
2-2.特徴2:動き出すのは日本時間の夕方から
2-3.特徴3:政策金利に注意
3-1.ユーロの見るべき指標
3-2.アメリカの見るべき指標
1.ユーロドルは初心者にオススメな通貨ペア

FX初心者にとって、一番最初にトレードする通貨ペアは、大体ドル円だと思います。
それは、円で計算ができて、ある程度の取引量もあるので、相場が安定しているからです。
ですが、ドル円よりも取引量がある通貨ペアがあるのです。
それがユーロドルです。
では、どれだけ取引量が多いのかを確認していきましょう。
1-1.取引量が世界一
ユーロドルはなんといっても取引量が多いというところが一番のポイントとなります。
こちらが2019年の1日あたりの平均取引シェアになります。

上記のグラフをでは、ユーロドルが1/4占めているのがわかります。
具体的な取引シェアは24.0%
です。
次のドル円が13.2%、ポンドドルが9.6%です。
なんと上位10個の内、ドルが絡んだ通貨ペアは9個です。
さすが、世界の基軸通貨ですね。
そして、初心者がやりやすいと思っているユーロ円ですが、シェアでは1.7%しかありません。
世界的には人気がない通貨ペアですね。
取引量があまりないということは、トレードがやりにく通貨ペアとなるので、注意してください。
2.ユーロドルの特徴

取引量が世界で一番あることはわかっていただけたと思いますが【ユーロドル】という通貨ペアにはどのような特徴があるのでしょうか?
ユーロドルの特徴はこちらです。
- 特徴1:トレンドが出やすい
- 特徴2:動き出すのは日本時間の夕方から
- 特徴3:政策金利に注意
ひとつずつ説明していきます。
2-1.特徴1:トレンドが出やすい
トレードの基本は順張りトレードですよね。
それに、マッチするのがユーロドルです。
ユーロドルはトレンドが出やすく、順張りが向いている通貨ペアになります。
なぜ、トレンドが出やすいのかと言うと、国民性が出ていると言われています。
日本人は逆張り付きと言われていますが、ユーロ圏やアメリカ人は一度流れが出たらそちらに向かってどんどん資金を入れていきます。
そのため、トレンドが出やすいとされているのです。
初心者にとっては、流れがわかりやすいのでトレードがしやすい通貨ペアになります。
2-2.特徴2:動き出すのは日本時間の夕方から
FXは平日の24時間取引ができますが、常に値動きが大きいとは限りません。
値動きが少ない時にエントリーをしてしまうと、次にどちらにいくか定まっていないので、大きな損失になる可能性があります。
動き出す時間さえわかってしまえば、トレードがやりやすくなりますよね。
ユーロドルの動きが出やすい時間帯というのは決まっていて、日本時間の16時頃から動きが出始めます。
そしてより活発になるのが、21時から24時の間
です。
ユーロドルを主に扱うのはユーロ圏の人と欧米の人となります。
世界三大市場のロンドン市場が開くのが16時頃、ニューヨーク市場が開くのが21時頃です。
この二つが重なり合う時間が21時から24時となるわけです。
FXを始めたばかりの人はだいたいが兼業トレーダーではないでしょうか?
そんな人たちには、時間帯もマッチします。
2-3.特徴3:政策金利に注意
FXをやっていると、利益の源泉は売買差益だけではありません。
スワップポイントも大きな利益の源泉になるのです。
スワップポイントを決めているのは各国の政策金利ですが、数ヶ月前まではアメリカの政策金利は1.75%ありました。
これは、先進諸国の中では高い方でしたが、この記事を書いている2020年7月は0.25%と落ちています。
新型コロナウィルスで世界的に経済が落ち込んだことでアメリカも政策金利を下げるという対応をしました。
そして欧州ですが、欧州の政策金利は2020年7月現在、0.0%となっています。
ユーロドルだとショートポジションを持っていれば、スワップポイントがもらえるということです。
3.ユーロドルの見るべき指標

FXをやっていると、ついついチャートばかりを見てしまいがちですが、指標も大事な要素になります。
そして、世界で一番取引されているので、世界中で注目されているのが欧州とアメリカの指標です。
これは絶対に抑えておくべきものです。
指標を見ることで、世界の動きもわかり、この国は落ち込んでいて、こっちは上がってるから、このペアをトレードしてみようかな?というのもでてきますよ。
それでは欧州とアメリカの見るべき指標はどんなのがあるのか見ていきましょう。
3-1.ユーロの見るべき指標
ユーロの見るべき指標は、ユーロのみならずドイツの指標も確認しましょう。
ドイツはユーロ諸国の中でも、経済規模が大きく経済指標にも注目が集まります。
こちらがユーロで見るべき指標はこちらです。
- ECB政策金利
- GDP
- 失業率
- 小売売上高
- 消費者物価指数(HICP)
こちらがドイツの見るべき指標はこちらです。
- GDP
- 鉱工業生産
- 貿易収支・国際収支
- 生産者物価指数(PPI)
- IFO景況感指数
- ZEW景況指数
3-2.アメリカの見るべき指標
アメリカの指標は、全世界で注目されています。
どんな通貨ペアを選択しようとも、必ず確認しなければいけません。
そんなアメリカの見るべき指標はこちらです。
- 米雇用統計
- FOMC政策金利
- FOMC議事録
- FOMC議長議会証言
- ISM製造業景況指数
- 米ADP雇用統計
- 中古住宅販売件数
- 小売売上高
- 消費者物価指数(CPI)
- 国内総生産(GDP)
4.ユーロドル特徴のまとめ
ユーロドルは見るべきところを見ることで、動きやす時間帯もわかりトレンドもわかりやすいので、FXでは初心者にとてもオススメな通貨ペアです。
また、取引量が多いということは、テクニカル分析も安定し、よりやりやすくなっていきます。
FXで勝つためには、バランスよく知識をインプットする事が重要です。
テクニカル分析だけでなく、特徴もしっかり理解して、トレードをしていきましょう。
最後にユーロドルのポイントをまとめておきます。
- ユーロドルは取引通貨量が世界一位
- ユーロドルはトレンドが出やすい
- 値動きが出るのは夕方から
では、今日はここまでー。
ちゃおー。