【超基礎】FXでいうロングとは?【ずばり買いの事】
はいさい!tentenです!
FXをやっていると、業界用語が結構あります。
FXを始めたばかりは、全然わからなくて困りますよね。
正直トレードをやるだけだったら、知らなくても問題ないですよ。
ですが、トレードで勝ちたいのなら、業界用語を知らないといけません。
それは、トレードの勉強する時は、業界用語ばかりです。
業界用語を知らなければ、全然理解できないんですよね。
今回は、そんな業界用語でも、最初らへんに『なにコレ?』ってなる【ロング】
です。
この記事を読めば、こんな悩みが解決します。
- FXの業界用語【ロング】の意味がわかる
- ロングの由来がわかる←あまり知られていない
- ロングの基本的な使い方がわかる
用語理解が、一番の知識習得の近道
になるので、頑張ってください。
本記事の内容
- FXでいうロングとは?
- 2.ロングの由来は?
- ロングの特徴
- ロングエントリーする時は押し目買いが基本
- ロングのまとめ
1-1.ロングの具体的な使い方
1-2.売りは【ショート】
2-1.ロングはFXだけの用語?
2-2.ロングの由来となったのは【時間がかかる】
4-1.上昇トレンドが出ていること
4-2.一時的な下降
4-3.短期足でのサイン
4-4.ロングエントリー
1.FXでいうロングとは?

FXでは、買いで新規注文をすることを、【ロングエントリー】
と呼びます。
SNS等で使われている時は、「ロングで入ったわwww」みたいに略されていることが多いです。
なので、買いの事を【ロング】と呼んでいるんだなと、思ってもらったらいいと思います。
このロングと、FXの通貨ペアを合わせて、使ったりもします。
- ドル円ロング → 米ドル/円のロングエントリー
- ユロドルロング → ユーロ/米ドルのロングエントリー
- ユロ円ロング → ユーロ/円のロングエントリー
- ポン円ロング → ポンド/円のロングエントリー
- オージー円ロング → 豪ドル/円ののロングエントリー
1-1.ロングの具体的な使い方
具体的には、1ドル100円の時に、自分の予想が、ここから円安になる(相場が上がる)と予想だとします。
相場が上がると思ったなら、買いで新規注文を出しますよね。
買いの新規注文を出す事を、【ロングエントリー】
と呼びます。
新規注文を出してから、決済注文を出すまで、買いの建て玉を保有している事を、【ロングポジション】
と言います。
この後に、1ドル100円から1ドル110円になったところで、ロングポジションを決済する(エグジットする)事で、1ドル10円の利益になるというわけです。
1-2.売りは【ショート】
買いは【ロング】でしたね。
では、反対の売りはなんというのでしょうか?
売りのことは【ショート】
と呼びます。
これもロングと同じく、新規注文の時は、【ショートエントリー】
。
ショートを保有している事を、【ショートポジション】
と呼びます。
売りの【ショート】はこちらの「【超基礎】FXのショートとは?【売りでOK】」の記事で説明しています。ロングと合わせて読んでください。
【超基礎】FXのショートとは?【売りでOK】
FXに関するSNSで【ショートする】って用語を聞いたことないですか?ショートとは、【売り】のことです。この記事では、ショートの言葉での使い方や、言葉の由来、特徴、ショートエントリーする時の基本まで紹介しています。初めてFXをやる方や初心者の方は必見の記事です。
2.ロングの由来は?

大事なことなんですが、意味は知っていても、由来まではあまり知られていません。
ロングポジションの由来を知るだけで、ロングポジションの特徴も掴めます。
では、買いの【ロング】にはどう言った意味があるのか紹介していきます。
2-1.ロングはFXだけの用語?
ロングというのは、FXだけの言葉ではなく、もっと広く、金融・証券用語として使われています。
それこそ、株取引や先物取引、最近では仮想通貨でも使われる用語です。
FX以外の投資も興味があるという人は、他の投資商品でも使える言葉です。
2-2.ロングの由来となったのは【時間がかかる】
では、本題のロングの由来はなんでしょうか?
株取引などで、上昇する時は、ゆっくりと時間をかけて、長期的に価格が上昇する傾向があります。
また、下降する時は、短い時間で、短期的に価格が下降する傾向があります。
上昇するのは、時間がかかるけど、下降するのは、崩れ落ちるように一瞬の出来事です。
ロングポジションというのは、【ゆっくりと時間をかけて、長期的に価格が上昇する】
ということからきています。
長期保有をしないといけない、買いポジションから、【ロング】という言葉が生まれたと言われています。
3.ロングの特徴

ロングの特徴は、ロングの由来である、【ゆっくりと時間をかけて、長期的に価格が上昇する】です。
ロングを持つ時は、ショートより、長い時間保有する必要があるので、辛抱が必要です。
それは、株の特徴であって、通貨を対象としているFXでは、関係ないって人もいますが、FXにも少なからずあります。
FXも株も、取引しているのは、【人】
なのです。
ですので、人は視覚的に上昇していると、【安全なイメージ】
を抱いてしまいます。
一方で、下降する時は、【危険なイメージ】
が強くなります。
こういった、大衆心理が働いて、FXでもロングは、【ゆっくりと時間をかけて、長期的に価格が上昇する】傾向にあるのです。
4.ロングエントリーする時は押し目買いが基本

ロングで入る場合、どういった場所で、エントリーすればいいのでしょうか?
それは、【上昇トレンド中の一時的な下降を狙った押し目買い】
での順張りエントリーが基本になります。
下記が基本のロングエントリーの手順です。
- 上昇トレンドが出ていること
- 一時的な下降
- 短期足でのサイン
- ロングエントリー
では、ひとつずつ説明していきます。
4-1.上昇トレンドが出ていること
ロングエントリーする大前提となるところです。
まずは、上昇トレンドの定義ですが、明確に示してくれた理論があります。
それが【ダウ理論】
です。
ダウ理論の一つに【トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する】
というのがあります。
【明確な転換シグナル】というのを上昇トレンドで言うと。
【安値と高値の両方が切り上がる】
これが、上昇トレンドの定義になります。
この上昇トレンドを見つけるようにしてください。
4-2.一時的な下降
上昇トレンドは、ずっと上がりっぱなしではありません。
ジグザグに、波をうちながら、上昇していきます。
そこの、上昇した後の、【一時的な下降】
を狙う必要があります。
4-3.短期足でのサイン
上昇トレンドが出ている、短期足では、一時的な下降は、下降トレンドとなっているはずです。
この、短期足での下降トレンドが崩れた場所が、ロングエントリーのサインとなります。
4-4.ロングエントリー
ここまできたら、ロングエントリーをするだけです。
【4-3.短期足でのサイン】では、逆バリでのエントリーですが、【4-1.上昇トレンドが出ていること】で大きく見た場合は、順張りでのエントリーとなります。
順張りトレードを心がけることで、利益をしっかり伸ばせ、損切りも浅くすることもできます。
【損小利大】
を心がけてエントリーしてください。
また、ロングエントリーの押し目買いに関して、説明している「FXの押し目買いとは【負け続けている人はこれができていない!】」を記事にしていますので、もっと詳しく知りたいという方は、見てみてください。
FXの押し目買いとは【負け続けている人はこれができていない!】
FXでのエントリーの基礎である押し目買いと戻り売り。負けているトレーダーは、言葉の意味は知っていても、しっかりと使うことができてません。理解をしやすいように押し目買いと戻り売りの記事を分けて書きました。この記事は押し目買いについて書いています。初心者から、改めて勉強したい中級者、負け続けている人は必見の記事です。
5.ロングのまとめ
FXの【ロング】について、説明してきました。
ロングの由来もわかることで、ロングの特徴もわかってもらえたのではないかと思います。
特徴をわかってもらうことで、チャートを動かしているのは、【人】だという事を意識を持ってもらえればと思っています。
では、最後にロングのポイントをまとめておきます。
- 【ロング】とは【買い】のこと
- 【ロング】の由来と特徴は【長期的に価格が上昇する】
- 【ロング】の基本は【上昇トレンドでの押し目買い】
大事なのは、すぐに実践すること。
チャートですぐにエントリーしてください!ということではありません。
まずは、ご自身でチャート見てください。
ここでは具体的なエントリーも紹介しているので、ぜひ実際にチャートを見て、考えてみてください。
では、今日はここまでー。
ちゃおー。