FXで相場が動かない時【チャートは見ない!トレーダーは待つのが仕事】
はいさい!tentenです!
今回は、相場が動かない時についてです。
この記事を読めばこんな悩みが解決します。
- 相場が動かないってなに?いつも動いてるんじゃないの?
- 相場が動かない時はいつ?
- 相場が動かない時はどんなことしてるの?
FXでは「相場が動かない時」があります。
初心者あるあるなんですが、エントリーしないと利益が出ないと思って、そんな「相場が動かない時」でもエントリーをしてしまいます。
そんな事を繰り返しているとFXでは有名な【ポジポジ病】
になってしまいます。
そうならないためにも、FX初心者の時から「相場が動かない時」を把握して出来るだけエントリーをしないようにしていきましょう。
本記事の内容
- 相場が動かない時とはどんな時?
- 相場が動かなくなる時期は8月と12月
- 日本時間は相場が動かない時間帯
- 資金を守る事を優先する!【待つことが仕事】
- 相場が動かない時はチャートを見ない
- 相場が動かない時のまとめ
2-1.FXにもある8月の夏休み
2-2.クリスマスや正月で12月はみんな休みたい
1.相場が動かない時とはどんな時?

FXは平日24時間相場は動いています。
なのに『相場が動かない時』というのは意味がわからないですよね?
相場が動かない時というのは『値幅が少ない時』です。
『ボラティリティーが少ない』とか『ボラが少ない』とか言ったりもします。
相場がよく動く時には、トレンドも出やすいので、しっかりと相場の基本を押さえていれば利益も取りやすくなります。
ボラティリティーとは
ボラティリティーとは、値幅のことです。 つまり、値動きのことです。 値動きが少ないとボラティリティーが少ない、値動きが大きいとボラティリティーが大きいと言ったりします。 また、ボラティリティーを略して『ボラ』ということもあります。
2.相場が動かなくなる時期は8月と12月

相場は常に値動きが大きいわけではありません。
値動きが大きくなったり、小さくなったりするわけです。
その中でも、値動きが小さくなる時というのはある程度の目星をつけることができます。
それが8月と12月
です。
この8月と12月には何があるかわかりますか?
夏休みと冬休みなんです。
2-1.FXにもある8月の夏休み
8月は夏休みの時期になります。
それは学生だけではありません。
日本人は休まないことで有名ですが、世界三代市場のヨーロッパとアメリカはこの夏休みが大きく関わってきます。
この夏休みのことを【サマーバケーション】
と言います。
サマーバケーションは8月の雇用統計後
になります。
FXで雇用統計祭りをした後には、取引がガクッと減ることになり、相場が動かないということが起こります。
雇用統計とは
雇用統計とは、毎月第一金曜日にアメリカ労働省から発表される、アメリカの雇用情勢を示す指標です。 いくつか指標の発表があるのですが、この中でも重要なのが非農業部門雇用者数の失業率です。 雇用統計が発表される日には、【お祭り】と称されます。 それは、値動きがかなり大きくなるからです。 以前までは、ドル円で雇用統計で1円以上動くのが普通でした。 今ではそんなに動く印象はないですが、指標トレードはギャンブルに近い為、トレードするのはオススメしていません。
2-2.クリスマスや正月で12月はみんな休みたい
12月も相場が動かなくなる時期です。
いつから動かなくなるかというと12月24日のクリスマスから相場参加者がガクッと減ります。
12月24日から1月の第一週まで
は世界的にクリスマス・正月です。
また、相場が動かないだけならいいですが、それを逆手にとって急激に相場を動かそうという人たちも現れるのです。
記憶に新しいのが2019年1月3日に年初の薄商いを狙った【ミセスワタナベ】
狩りがありました。
この時には108円台だったドル円が、一気に104円台まで売り込まれました。
相場が動かないからと、ポジションを持ったトレーダー達が大きな損を出しました。
ミセスワタナベとは
ミセスワタナベとは、個人日本人FXトレーダーを意味します。 日本人はギャンブル好きと言われていて、主婦やサラリーマンが多く投資をしています。
3.日本時間は相場が動かない時間帯

相場が動かない時期に関しては、上記で説明した通りですが、1日の中にも相場が動かない時間帯というのが存在します。
そんな時間帯にトレードをしてしまうと、時間だけが無駄に過ぎていき資金効率も悪くなる他、方向性がまだ出ておらず、どちらに進むかわからないギャンブルトレードとなってしまいます。
動かない時間帯はこちらです。
- 2:00~8:00
- 11:00~14:00
- 18:00~21:00
特に一番上の6:00~7:00は、スプレッドも広くなり、トレーダーにとってはものすごく不利な時間帯となる為、トレードはしないようにしましょう。
そして二番目の11:00~14:00はがっつり日本時間ですよね。
この日本時間の時間帯は相場は、動かない時間帯となります。
4.資金を守る事を優先する!【待つことが仕事】

相場が動かない時はトレードをしてはいけません。
相場が動かない時には、まだ相場に方向感が出ておらずどちらに進むかわからないからです。
FXは確率で考えないといけません。
どちらに進む可能性が高いのかを考える必要がある為、どちらに進むかわからないのは【ギャンブル】
です。
自分の得意な相場が来るまでは、トレードをしてはいけません。
どちらかというとポジションを持っている時間帯よりも、ポジションを持たずに待っている時間帯の方が圧倒的に多くなります。
その為、FXは【待つのが仕事】
と言われています。
どうしても、FXをやり始めた時には『なんとなくポジションを持たないと損した気分』となってしまいます。
そうなってしまうと、FXで危険と言われる【ポジポジ病】となってしまうので、気をつけてください。
まずは、勝つことよりも自分の大事な資金を守ること
を考えてください。
ポジポジ病とは
ポジポジ病とは、ポジションを持っていないと『利益が取り逃がす』と考えてしまって、どんな相場でもエントリーをしてポジションを持ってしまいます。 ポジポジ病になってしまったら、自分が思っているのと逆になり、無駄な損失を出してしまうことになります。
5.相場が動かない時はチャートを見ない

相場が動かない時はトレードをしてはいけないことを説明しましたが、どうしてもトレードをしたい気持ちは出てきますよね。
そんな時はチャートを見ないのが一番です。
チャートから離れてトレードとは別のことをやります。
相場が動かないなと判断した時に、ボクがやっていることをご紹介します。
それがこちらです。
- 映画を見る
- 読書をする
- 相場検証ツールを使って、トレードルールの作成
今日は全然動かないなーと思って、自分のやる気が出ない時には映画を見ちゃいます。
もうそんな時には、一切スマホは見ないです(笑)
読書をするのは、ほぼFXか投資の本になります。
こんな時に勉強するのもありですよね。
トレードルールを作成する時には、「Forex Tester(フォレックステスター)」という、相場検証ツールを使っています。
フォレックテスターは、トレードルールの作成以外にもデモトレード的な使い方もでき、しかも時間を早めたりできるのでトレードの練習として使うことができるのでオススメです。
相場が動かない時や相場が休みの土日に使っていますよ。
6.相場が動かない時のまとめ
相場が動かない時にはトレードは控えましょう。
ここでエントリーしてしまうとポジポジ病予備軍となります。
まずは、資金を守ること
を考えましょう。
資金を守ることができて、初めて資金を増やすことに移行できます。
伝説の投資家のジョージ・ソロスの名言です。
【まずは生き残れ。儲けるのはそれからだ。】
伝説の投資家も資金を守ることの大事さを説いていますね。
相場が動かない時のポイントをまとめておきます。
- 相場が動かない時というのはボラが少ない時
- 相場が動かないのは8月と12月
- 1日の中にも相場が動きにくい時間帯がある
- 相場が動かない時にはトレードはしない
最後に関連記事の紹介です。
この記事ではトレードをしてはいけない相場が動かない時を解説しましたが、こちらの記事は相場が動く時間帯について解説しています。
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では、今日はここまでー。
ちゃおー。