FXの戻り売りとは【基礎からエントリーポイントまで全て解説!!】
はいさい!tentenです!
エントリーポイントの基本で押し目買いと戻り売りがあります。
トレンドフォロー(順張り)には、必要な知識となります。
ぼくが、初心者の時には、押し目買いと戻り売りは頭では分かっていても、チャートを前に考えると逆に考えている時がありました。
これを逆に考えるということは、常に逆バリをしているので、ほとんど負けてしまいます。
皆さんには、そんな風にならないように押し目買いと戻り売りを分けてから説明していこうと思っています。
今回は戻り売りについて、戻り売りとはなにか?という基礎的な部分から、下降トレンドラインの引き方、戻り売りポイントと注意点を説明していこうと思います。
押し目買いオンリーの「FXの押し目買いとは【負け続けている人はこれができていない!】」記事もありますので、合わせて確認してください。
FXの押し目買いとは【負け続けている人はこれができていない!】
FXでのエントリーの基礎である押し目買いと戻り売り。負けているトレーダーは、言葉の意味は知っていても、しっかりと使うことができてません。理解をしやすいように押し目買いと戻り売りの記事を分けて書きました。この記事は押し目買いについて書いています。初心者から、改めて勉強したい中級者、負け続けている人は必見の記事です。
本記事の内容
- FXの戻り売りとは
- 下降トレンドの定義とは【戻り売りをする前の前提条件】
- 下降トレンドラインを引く
- 下降トレンドのどこが戻り売りポイント?
- 戻り売りで気をつけるポイント
- まとめ
3-1.【基本】下降トレンドラインは高値と高値に引く
3-2.下降トレンドラインはヒゲと実体のどちらに引くか
4-1.下降トレンドを三つに分類する
4-2.長期で下降トレンドを見つける【下降トレンドラインを引く】
4-3.中期で上昇トレンドを見つける【戻り売りポイントを見つける】
4-4.短期で中期の転換するポイントを見極める【中期の逆バリエントリー】
4-5.戻り売りポイントのまとめ
5-1.下降トレンドラインは常識に囚われてはいけない
5-2.常に自分が「カモ」かを考える
1.FXの戻り売りとは

戻り売りを言葉で表すと、こんな感じです。
FXにおける戻り売りとは、相場が下落局面にある時に、下降トレンドを引き、一時的上昇で下降トレンド付近に位置した時に、売ポジションでエントリーすることです。
次に図で説明します。

上記の下降トレンドライン付近での【売りエントリー】
を【戻り売り】
といいます。
2.下降トレンドの定義とは【戻り売りをする前の前提条件】

戻り売りを理解する前に、下降トレンドとは、何かをしっかりと理解しなければいけません。
下降トレンドの定義を、明確に示してくれた理論があります。
それが【ダウ理論】
です。
2-1.ダウ理論を基にした下降トレンドの定義
ダウ理論の一つに【トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する】というのがあります。
【明確な転換シグナル】というのを下降トレンドで言うと。
高値と安値の両方が切り下がる
これが、下降トレンドの定義です。
3.下降トレンドラインを引く

下降トレンドの定義がわかったところで、次は下降トレンドにラインを引いていきます。
この下降トレンドラインが【戻り売りエントリーポイント】
となっていきます。
下降トレンドラインの引き方がわかったら、自分のチャートで実際に下降トレンドを見つけて、下降トレンドラインを引いてみてください。
3-1.【基本】下降トレンドラインは高値と高値に引く
下降トレンドは【高値と安値が両方が切り下がる】ことでしたね。
ここでは、高値だけに注目してください。
高値が切り下がるのなら、複数の目立つ高値が出るはずです。
下降トレンドの起点となった高値と一番目立つ高値を結んで、伸ばしたラインが【下降トレンドライン】
になります。
この時に一点、注意点があります。
注意点は高値が下降トレンドより超えないことです。
図で表すとこうなります。
3-2.下降トレンドラインはヒゲと実体のどちらに引くか
ローソク足に下降トレンドラインを引く時に、迷うところが出てくると思います。
それは、ローソクの実体に引くのか、ヒゲ部分に引くのかです。
いろいろな、本や教材を買ってきましたが、これは人によって分かれます。
正直、どちらでもいいと言うのが、ぼくの答えです。
ですが、それじゃみなさんが納得しないですよね(笑)
もう少し、しっかりとした答えであれば、【ラインが機能する方が大事】
です。
実体部分に引いても、ヒゲ部分に引いても、機能しないなら意味がないライン
になります。
ですので、ラインが機能する方に引いてください。
4.下降トレンドのどこが戻り売りポイント?

下降トレンドが引けるようになって、ようやくエントリーができるようになります。
ですが、タイミングがすごく難しいので、この章では、エントリータイミングを伝えれたらと思います。
4-1.下降トレンドを三つに分類する
トレンドを見る時には、長期・中期・短期と三つに分けてみてください。
- 長期:日足
- 中期:1H足
- 短期:5分足・15分足
このように、三つの組み合わせで見てください。
こちらは、例になりますので、自分のトレードスタイルに合わせて変更してOK。
4-2.長期で下降トレンドを見つける【下降トレンドラインを引く】
長期での上位足で下降トレンドが現れたとしたら、ここで下降トレンドラインを引きます。
上述した下降トレンドラインの基本に沿って下降トレンドラインを引いてみてください。
ここで引いた、下降トレンドラインがエントリーの全ての基本になってきます。
4-3.中期で上昇トレンドを見つける【戻り売りポイントを見つける】
長期で引いた下降トレンドラインがあると思います。
下降トレンドラインが引けたとして、下降トレンドだからといって、そのラインから遠く離れたところでエントリーしても、負ける確率が高くなるので、そんなところでのエントリーはしないでください。
中期の時間足で、下降トレンドラインから、遠く離れた位置で、下降トレンドラインに向かって、中期で上昇トレンドができる箇所があります。
戻り売りのポイントは、中期での上昇トレンドが、長期の下降トレンドラインに、近付いたポイントになります。
4-4.短期で中期の転換するポイントを見極める【中期の逆バリエントリー】
ここまで、見つけれたら、エントリーのタイミングを探すだけです。
全ての足で、トレンドを作っています。もちろん短期でも作っています。
その短期での上昇トレンドが崩れるポイント
がエントリーのタイミングになってきます。
4-5.戻り売りポイントのまとめ
エントリーする為にやることをまとめておきます。
- 長期で下降トレンドを見つけて、下降トレンドラインを引く
- 中期で長期で引いた、下降トレンドラインに向かっていく、上昇トレンドを見つける。この時に下降トレンドラインに近付いたポイントが戻り売りポイントになる。
- 短期でも小さなトレンドができているので、上昇トレンドが崩れたところでエントリーする。
5.戻り売りで気をつけるポイント

戻り売りを狙う時に気をつけるポイントがあります。
正直ここが、一番迷う点かもしれませんが、これがしっかりとできないとFXでは勝てないかもしれません。
5-1.下降トレンドラインは常識に囚われてはいけない
下降トレンドラインの引き方で、【基本】を伝えました。
その中で、注意点として、【高値を超えないようにラインを引く】とお伝えしました。
これ、基本はそうなのですが、FXをやっていると、すごく迷うんです。
ラインを引く時に一番重要な点は、【ラインが機能する事】
なんです。
下降トレンドラインはヒゲと実体のどちらに引くか、でも伝えましたが、機能する方が大事です。
ぼくも、かなり飛び抜けた高値とかは、無視して引いたります。
理由は簡単で、その方が機能しているから。
基本は大事ですが、もっと重要な【ラインが機能する事】
を意識してみてください。
5-2.常に自分が「カモ」かを考える
下降トレンドラインを引いて、ライン付近で戻り売りを狙っていくのですが、下落局面が常に続くわけではありません。
いつかは、上昇トレンドに転じる時が来るのです。
そのトレンドが終わる瞬間にエントリーするのは、利益を得る側ではなく、他のトレーダーに【利益を提供する側】
になります。
要は、【カモ】
になるわけです。
常に自分が【カモ】か、どうかを考えながらエントリーをしてください。
少し、内容が難しいのですが、【カモ】かどうかを知る為には、【大衆心理】
を学ばなければいけません。
もう少し、具体的に説明すると【みんなの損切りが多く入っているライン】
を見つける事です。
その内容を知りたい方は、こちらの「【勝てる秘訣も伝授】FX初心者は短期トレードから始めるべき!!」と「【見られてる?】FXでエントリーした瞬間に逆行するのはポイントが悪い」の記事で説明してますので、確認してください。
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6.まとめ
この記事を最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
最後まで読んだ方は、戻り売りのポイントからエントリーまでは、の基本ができたと思います。
どんなことでもそうですが、知識としてあっても、実践するのとは話が違います。
ですので、必ず実践をしてください。
体が勝手に動くようになるまで、やってください。
FXで勝てるのはそんなに甘くないですが、勝てるようになると世界がかなり広がりますよ。
ぼくは、こちら側で待っています。
では、今日はここまでー。
ちゃおー。