FXスキャルピング10の極意
はいさい!tentenです!
FXでは、いろんなトレードスタイルがあります。
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
- ポジショントレード
大きく分けて、この4つです。
今回はこの中でも、超短期と言われている、【スキャルピング】に関して説明していきます。
- スキャルピングとは?
- スキャルピングに向いているかな?
- スキャルピングを覚えたいな!
この記事を読むと、こんな悩みが解決します。
スキャルピングをするには、全て必要な内容を詰め込んだ記事になっています。
本記事の内容
- FXのスキャルピングとは?
- スキャルピングが向いている人と不向きな人
- FXスキャルピング10の極意
- スキャルピングまとめ
1-1.小さい利益を積み重ねる
1-2.資金効率がいいスキャルピングは少ない資金でもOK!
1-3.スピードど直感力が重要
2-1.こんな人はスキャルピングに向いている!
2-2.スキャルピングは厳しいので、他のスタイルを探そう
3-1.極意1:スプレッドが狭い通貨を選ぶべし!
3-2.極意2:取引量が多い通貨を選ぶべし!
3-3.極意3:値動きがある時間帯でトレードすべし!
3-4.極意4:1トレードの時間を区切るべし!
3-5.極意5:塵も積もれば山となる作戦で行くべし!
3-6.極意6:順張りと逆バリのどちらかに絞るべし!
3-7.極意7:スキャルピングに合ったテクニカル分析を使うべし!
3-8.極意8:日足は大事!当日の流れを掴むべし!
3-9.極意9:エントリーは5分足以下、長期足で流れを掴むべし!
3-10.極意10:コツコツドカンは絶対に避けるべし!
1.FXのスキャルピングとは?

FXでスキャルピングをやる前に、スキャルピングが何かを確認しましょう。
冒頭でも説明したように、FXのトレードスタイルは、大きく分けて4つです。
そして、どのように区分されているかというと、ポジションの保有時間にあります。
また、保有時間が変わるので、狙う値幅も変わってきます。
保有時間 | 狙う値幅 | |
スキャルピング | 数秒〜10分程度 | 1pips〜10pips程度 |
デイトレード | 数十分〜数時間(1日) | 10pips〜30pips程度 |
スイングトレード | 数日〜1週間程度 | 100pips〜300pips程度 |
ポジショントレード | 1週間以上 | 300pips以上 |
スキャルピングは、表を見たらわかる通り、超短期取引
になります。
そして、こちらがスキャルピングの特徴をまとめたものです。
- 小さい利益を積み重ねる
- 資金効率がいいスキャルピングは少ない資金でもOK!
- スピードど直感力が重要
では、説明していきます。
1-1.小さい利益を積み重ねる
スキャルピングの狙う値幅も狭くは、トレードスタイルの中で、一番狭いです。
一番、値幅が取れないなら、スキャルピングに魅力なんてないんじゃない?と思っていないですか?
そんなことないです。
それは、スキャルピングは、保有時間も短いため、一日に何度もトレードを繰り返し行います。
一日に、何度もトレードを繰り返すことで、小さい利益を積み重ねて、利益を大きくしていくしていきます。
1-2.資金効率がいいスキャルピングは少ない資金でもOK!
スキャルピングは、少ない資金からでも始めれます。
というか、少ない資金の場合は、長期トレードになればなるほど向いていません。
それは、長期トレードになるほど、狙う値幅が大きくなるので、その分許容する損失も大きく
なります。
許容する損失が大きくなるということは、レバレッジを大きくすることはできません。
そうすると、資金が多い方が、長期トレードでは有利になってきます。
スキャルピングは少ない資金で、一日に何度も取引を行うことで、資金効率が上がり、大きな資金が必要な、長期トレードにも負けない利益をあげることができます。
1-3.スピードど直感力が重要
スキャルピングは、正直初心者にはオススメしません。
それは、スピードと直感力が重要になってくるからです。
スピードの重要性
エントリーからエグジットまでの、保有時間が数秒しかない時も、普通にあります。
ここで、操作にスピードが必要になります。
しかも的確な操作が必要になるのです。
かなり、操作に慣れていないとミスが起こります。
数秒で利益をとりにいくスキャルピング にとって、そんな操作ミスは命取りです。
直感力の重要性
エントリーでもエグジットでも、『ここで反発(反転)するな』という直感力が重要になってきます。
少しの反発や反落を繰り返し、とっていくスキャルピングは、かなりの時間のチャートを見続けて、値動きを知る必要があります。
かなりの時間チャートを見続けて、直感力が養われるので、生半可な経験ではわかりません。
2.スキャルピングが向いている人と不向きな人

スキャルピングには向き不向きがあります。
誰でもやれば勝てるようなものではありません。
ここでは、スキャルピングを始める前に、一度立ち止まって、自分が本当にスキャルピングに向いているかを考えてみてください。
2-1.こんな人はスキャルピングに向いている!
スキャルピングに向いている人は、こんな人です。
- 判断力がある人
- 時間がある人(常にチャートが見れる)
- ゲームが大好きな人
- 単調なことが好きな人
- お金の意識をなくせる人
判断力がある人
一瞬で利益を取るスキャルピングにとって、【迷い】
は最大の敵になります。
利確をする時に、『ココだ!!』と言って、しっかりと利確をし、損切りの時に、『これは仕方ないから損切り!はい、次!』と思える人は向いている人です。
逆に、利確をする時に、『もう少し利益が出るかも・・・』や、損切りの時に『戻るかもしれないから、持っておこう』って人はNG!
優柔不断の人や慎重派の人は、スキャルピングには不向きです。
時間がある人(常にチャートが見れる)
スキャルピングは、いつでもどこでも利益が取れるってことではありません。
今すぐチャートを見て、すぐに上か下か、わかるわけではないのです。
利益が取れる【型】があるのです。
※この【型】は人それぞれ違うので、自分にあった【型】を探す必要があります。
その【型】がチャートに現れるまで、じっと待って、現れたら利益をとりにいかないといけません。
ですので、ずっとチャートを見れる時間がある人でないと、スキャルピングは厳しいと思います。
ゲームが大好きな人
スキャルピングは、すごく根気が必要です。
ずっとチャートを見ていないといけないため、すごく体力も使います。
体力って言っても、『スポーツやっていたんで、体力には自身あるっす!!』ってことではありません。
一日に10時間近く、パソコンの前に座っていれることです。
ゲーム好きの人は、普通にできても、なれていない人がやってしまうと、かなりキツイです。
単調なことが好きな人
スキャルピングは、何も派手なことをやっているわけではありません。
すごく短調なことをやっています。
淡々とエントリー場所を見つけて、利確のサインが出たら利確をし、反対に行ったら損切りをするだけ。
ただ、これだけの【作業】
なんです。
淡々と作業をこなす、単調なことが好きな人は、向いている人です。
お金の意識をなくせる人
これが一番大事なところかもしれません。
お金の意識をなくせる人は向いています。
【含み損を抱えても、何も考えずに損切りができる】
これが一番大事だと思っています。
資金を守ることにつながりますが、お金がかかってくると、これができない人が多いです。
お金の意識を持たずに、ゲーム感覚で淡々とやる
必要があるのが、スキャルピングです。
2-2.スキャルピングは厳しいので、他のスタイルを探そう
上記で、スキャルピングに不向きだった人もいるのではないでしょうか?
そんな方でも安心してください。
デイトレード以上であれば、全然違う要素になっていきます。
例えば、短期トレードではありますが、デイトレードは、時間がなくてもできます。
また、考える時間も、もう少し長くなりますので、多少の迷いがあってもOK。
完全な優柔不断な人には、スイングトレード以上をオススメします。
スイングトレード以上だと、エントリーする時は、多少のズレ(10pips程度)は問題ありません。
こんな風に自分にあったトレードスタイルを選べば、スキャルピングでなくてもOKです。
3.FXスキャルピング10の極意

スキャルピングをやるには、ここだけは押さえておきたいポイントがいくつかありません。
そのポイントがこちらです。
- 極意1:スプレッドが狭い通貨を選ぶべし!
- 極意2:取引量が多い通貨を選ぶべし!
- 極意3:値動きがある時間帯でトレードすべし!
- 極意4:1トレードの時間を区切るべし!
- 極意5:塵も積もれば山となる作戦で行くべし!
- 極意6:順張りと逆バリのどちらかに絞るべし!
- 極意7:スキャルピングに合ったテクニカル分析を使うべし!
- 極意8:日足は大事!当日の流れを掴むべし!
- 極意9:エントリーは5分足以下、長期足で流れを掴むべし!
- 極意10:コツコツドカンは絶対に避けるべし!
では、説明していきます。
3-1.極意1:スプレッドが狭い通貨を選ぶべし!
スキャルピングは、狙う値幅が狭いため、0.1pipsでもスプレッドが狭い方が、利益につながります。
そのため、スプレッドが狭い通貨を選ぶべきです。
マイナー通貨はスプレッドが広くなっているので、スキャルピングには不向きな通貨と言えます。
3-2.極意2:取引量が多い通貨を選ぶべし!
取引量が多いと、値動きに規則性が出てきます。
例えば、意識されているラインでぴったりとレートが止まると言ったことです。
取引量が多いと、それだけ参加者が多く、意識されているラインにも人が集まっています。
そういったラインだったり、規則性を見つけて、トレードをすると、スキャルピングがとてもやりやすくなります。
ちなみに取引量が多い通貨は下記です。
- ユーロ/ドル
- ドル/円
- ポンド/ドル
ユーロ/円は、日本人がやるなら【円】が入っているため、とっつきやすいですが、ただそれだけです。
取引量もそこまで多くなく、規則性も低いと言えます。
3-3.極意3:値動きがある時間帯でトレードすべし!
FXは通貨を扱っているため、世界で取引がされています。
世界で取り扱っているため、取引量が多くなる時間帯が決まっています。
例えば、東京時間が始まる8時から10時頃、ロンドン時間とニューヨーク時間が重なる21時から24時頃です。
値動きがない時間帯でトレードすると、どっちつかずの動きをされ、資金効率も悪くなります。
値動きが出てくる時間帯はわかっているため、その時間帯に合わせて、トレードすることで、利益につながりやすくなります。
3-4.極意4:1トレードの時間を区切るべし!
スキャルピングは、1トレードの時間を区切るべきです。
だらだらと、ポジションを持っていても、利益になるわけではありません。
それよりかは、他の通貨も見ながら利益になりやすい通貨に、資金を回した方が、利益につながります。
1トレードで値動きがなく、利確も損切りもないなら、ポジションを閉じてください。
目安は、【15分以上はポジションを持たない】
です。
3-5.極意5:塵も積もれば山となる作戦で行くべし!
スキャルピングは、コツコツと地道に資金を積み上げて行かなければなりません。
『大きな利益・・・』とヨダレを垂らす勢いで、考えていると、逆に利益を取れなかったりします。
それよりも、自分が取れるところでは、確実に利益にしていく方が大事
です。
小さい利益を積み上げていきましょう。
3-6.極意6:順張りと逆バリのどちらかに絞るべし!
順張りと逆バリは、どちらかに絞るべきです。
どっちも利益を取ろうとすると、トレードが複雑になります。
スキャルピングのトレードこそ、シンプルにトレードすべき
です。
どちらかの方向に絞り、自分の【型】にあったトレードをしましょう。
ちなみに、ボクは順張り派です。
3-7.極意7:スキャルピングに合ったテクニカル分析を使うべし!
テクニカル分析には、色々と種類があり、その中でもスキャルピングに合ったテクニカル分析があります。
それは下記です。
- ボリンジャーバンド
- MACD
- RSI
ですが、全てを取り入れようとせずに、できれば一つに絞ってトレードをするべき
です。
今回は、テクニカル分析の使用方法は省きます。
3-8.極意8:日足は大事!当日の流れを掴むべし!
スキャルピングで、日足って関係ないって思っていないですか?
一番見られている、時間軸って、日足なんで、それくらいは見てください。
日足を見ることで、当日の流れが見えてくるので、スキャルピングでもどちらの方向を狙って行こうっていう、戦略がたてれます。
また、どこが意識されるラインってのも、一番効きますので、日足のラインは押さえておいて下さい。
3-9.極意9:エントリーは5分足以下、長期足で流れを掴むべし!
スキャルピングで、ずっと見ている時間足は、5分足か1分足だと思います。
短期足だけをずっと見ていると、方向感がなくなり、負けやすくなっていきます。
1H足や4H足で、方向感を確認しながら短期足でのエントリー
を行なって下さい。
3-10.極意10:コツコツドカンは絶対に避けるべし!
スキャルピングで一番してはいけないのが、【コツコツドカン!】
です。
小さな利益を積み上げてきたのに、一回の損失で利益が全てなくなることはNGです。
損切りラインにきたら、淡々と損切りをできるようにして下さい。
4.スキャルピングまとめ
スキャルピングって、パソコンの前に座ってポチポチやっているだけではありません。
すごく頭も使って、すごく体力も使います。
そして、サラリーマンを遥かに超える労働時間になることもあります。
この記事を読んで、ラクして勝っているわけじゃないということがわかっていただけたと思います。
ただ、勝てるようになると、スキャルピングは違う世界を見せてくれるので、やるだけの価値はあると思っています。
最後に、スキャルピングのポイントをまとめておきます。
- 保有時間は15分以内
- 日足は必ず見ること
- 塵も積もれば山となる作戦
- 感情を込めずにポチポチと
- 損切りはバチくそ大事・淡々と切る
では、今日はここまでー。
ちゃおー。