FXスプレッドはどんなもの?【絶対はない!】
はいさい!tentenです!
今回はスプレッドについての記事です。
この記事を読むと、こんな悩みが解決します。
- スプレッドってなに?
- スプレッドってどうやったらわかるの?
- 銭とpipsの違いは?
- スプレッドが拡がるってなに?
FXをやる上では、切っても切れない存在なのが、スプレッドです。
このスプレッドが結構な曲者なんです。
スプレッドを理解してトレードをしないと、不利なトレードを行うことになります。
しっかりと、スプレッドを理解してトレードをするようにしましょう。
本記事の内容
- FXのスプレッドとは?
- FXのスプレッドはここをみたらわかる
- FXのスプレッドを具体的に計算
- FXスプレッドの注意点
- FXスプレッドまとめ
2-1.FX会社のスプレッドを全体的に見る方法
2-2.取引中に現在のスプレッドを見る方法
4-1.スリップ
4-2.約定率を見てFX会社を決める
1.FXのスプレッドとは?

FXのスプレッドとは、「売(Bid)と買(Ask)の差」のことを指します。
スプレッドが0.3銭というのをみたことないですか?
これは、売りと買いの差が0.3銭ありますよ。ってことなんです。
例えば、買値が100.003円の時に、間違えてエントリーしてしまったとします。
間違えたので、すぐに決済したいですよね。
すぐに決済するとした、売値が100.000円になります。
そうすると、0.3銭の損失
となるわけです。
FXをする上で、ずっとついて回るのが、スプレッドという存在です。
1-1.スプレッドはFXにおいて取引手数料のようなもの
FX会社のほとんどは、取引手数料が無料というところがほとんどです。
ですが、このスプレッドが存在します。
スプレッドは、取引毎にかかるため、取引手数料のようなものです。
取引毎にスプレッドが発生するので、短気トレードであればあるほど、スプレッドの負担が大きくなります。
ですので、短気トレードの人ほど、スプレッドが狭いFX会社を選ぶ必要があります。
2.FXのスプレッドはここをみたらわかる

スプレッドが狭い方がいいというけれど、FX会社のどこをみたらいいのでしょうか?
スプレッドは、下記のところを見たらわかります。
- FX会社選定時:ホームページのスプレッドが記載
- トレード時:取引画面に表示
では、説明していきます。
2-1.FX会社のスプレッドを全体的に見る方法

こちらは基本的には、FX会社の選定時に使う方法です。
取り扱いのある、通貨ペアのスプレッドが全体的に見ることができます。
ドル円のスプレッドは狭い傾向にありますが、他に取引したい通貨ペアがあるのなら、FX会社によってスプレッドは違いますので、何社か見比べてください。
上記のスプレッドは、DMM FXの2020年5月4日時点のものです。
スプレッドの列を見てもらうと、○銭というものと、○pipsという二つのものがあります。
○銭と○pipsの違い
○銭と○pipsの違いは、取引通貨ペアにあります。
○銭となっているのは、通貨ペアが〇〇/円の時です。
それ以外が、〇〇pipsになっています。
米ドル/円のスプレッドは0.2銭となっています。
銭の単位を円で表すと0.01円となります。
0.2銭は0.002円となるわけです。
○銭と書かれているのも、pipsで表現できます。
pipsは、為替レートの最小単位
で使います。
上記のスプレッド表のドル円は、0.2銭となっていますが、pips表記では、0.2pipsです。
銭とpipsで見た時には、同じ位で表記されるので、覚えやすいです。
ですが、それ以外になると、ちょっと変わってきます。
ユーロ/米ドルをみてください。
ユーロ/米ドルでは、米ドルが主軸となり、0.0001ドルが一番最小の単位とで1pipsの単位です。
ですので、0.4pipsということは、0.00004ドルとなるのです。
2-2.取引中に現在のスプレッドを見る方法

次に取引中に現在のスプレッドを確認する方法です。
上記はDMM FXでの、取引中の取引画面です。
この売(Bid)と買(Ask)があります。
売【106.750】で買【106.752】となっています。
この差がスプレッドになるのです。
DMM FXでは、真ん中に0.2とスプレッドが表示されるので、わかりやすいですね。
3.FXのスプレッドを具体的に計算

0.2銭とか言っても、ピンとこないですよね。
具体的にどのくらいの金額がかかるのかを確認していきましょう。
1,000通貨で取引する場合
1,000通貨 × 0.2銭 = 200銭 = 2円
10,000通貨で取引する場合
10,000通貨 × 0.2銭 = 2,000銭 = 20円
もし、米ドル/円が100.000円の時に、レバレッジ25倍で取引すると、1,000通過の場合は、4,000円で取引ができます。
その時に、証拠金に対して0.05%のレバレッジが課せられることになります。
4.FXスプレッドの注意点

FXでのスプレッドの注意点は、下記のものがあります。
- 約定率を見てFX会社を決める
- スリップ
では、説明していきます。
4-1.スリップ
FXでトレードをしていると、【スリップ】
という現象が起こります。
スリップとは、自分がここ!という時に、注文を入れたけど、自分が思ったレートでは注文が入らずに、レートがすべって自分が思ったより不利なレートで約定
してしまうことです。
スリップは【すべり】
と表現することもあります。
特にスリップが起きやすいのは、こんな時です。
- 急激な値動きがある時
- 相場の流動性が落ちている時
上記のような時には、スリップも多く発生しますが、そもそもスプレッドが拡がっている事が多いです。
こう言った時には、エントリーもエグジットもやると不利になりますので、控えましょう。
上記のような時を控えても、スリップはほとんどの人が経験することだと思います。
これは、どうしようもないこととして、トレードをしないといけませんが、スリップには対策法があります。
ですが、この対策法も100%対策できるわけではありません。
その方法は、【スリッページの設定】
です。
スリッページとは、自分の注文レートよりスリップが発生し、スリッページで設定したスプレッドより拡がった場合は、約定されなくなります。
スリッページを設定しておくと、自分が設定したスプレッド以上は約定しなくなりますが、設定したスプレッドの約定は入ることになりますので注意してください。
4-2.約定率を見てFX会社を決める
上記のような、スリップが発生しにくいFX会社の見分けはできないんでしょうか?
その答えは、【スリップが発生しにくいFX会社は見極めれる】
です。
どうやって見極めるかというと、【約定率】
を確認する事です。
スプレッドが狭いからと言って、いいFX会社だとは限りません。
スプレッドの狭さと約定率の二つを確認しましょう。
5.FXスプレッドまとめ
スプレッドのことは、理解できましたか?
スプレッドを理解しなければ、知らないうちに、不利なレートでつかまされる事があるのです。
スプレッドは小さいものなので、あまり考えずに取引してる人が多い気がします。
FXを始めた理由は、【お金を儲ける】
ことです。
儲けることを考える前に、もっと大事な【資金を守る】
ことを考えてみてください。
最後に、スプレッドのポイントをまとめておきます。
- スプレッドは取引手数料のようなもの
- スプレッドは短気トレードほどかかるもの
- スリップには注意
- スリッページの設定
- FX会社選定するときは約定率も確認
では、今日はここまでー。
ちゃおー。