FXの逆指値とは?【順張りトレーダーの親友です】
はいさい!tentenです!
基本の注文方法は、こんな注文方法があります。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
今回は、逆指値注文をマスターできる記事を書いていきたいと思います。
この記事を読むと、こんなことができるようになります。
- 逆指値注文がしっかりと理解できる
- 順張りのタイミングを逃さずできる
- 損失を最小限に抑えることができる
逆指値は、基本の注文方法のひとつです。
逆指値は、一番最初に覚えるトレード手法の【順張り手法】
と、かなり相性がいい注文方法です。
トレードで負けている人は、いろいろな理由があると思いますが、ぼくが思うのは、基礎ができていない人が多いように思います。
注文方法を再度勉強し直すだけでも、気付けることはたくさんあると思いますので、この機会におさらいをしてみてください。
基本の注文方法のひとつである、指値注文は、こちらの「FXの指値とは【注文方法を知ると技術面が向上する?!】」で紹介していますので、ぜひ逆指値とセットで確認してください。
FXの指値とは【注文方法を知ると技術面が向上する?!】
まだ、FXを成行注文だけでやっていますか?そんなあなたは、ポジポジ病症候群です。チャート分析をして、指値注文等の注文方法を使うだけで、無駄なエントリーが減少します。それだけでポジポジ病を克服できますよ。そして、注文方法をマスターしたら、FXの技術面が向上します。少しでも資金を増やしたい方は必見です。
本記事の内容
- FXの逆指値注文とは【指値とセットで覚えよう】
- 逆指値注文のメリットとデメリット【デメリットは補える】
- 逆指値注文はこう使え!【順張りトレーダーの親友です】
- 逆指値注文を使う時の注意点
- 他の注文方法を紹介
- 【まとめ】
1-1.エントリーの時の逆指値注文
1-2.エグジットの時の逆指値注文
2-1.逆指値注文のメリット
2-2.逆指値注文のデメリット
3-1.順張りはトレードの基本【逆指値注文はかなり有効です】
3-2.損切りの逆指値注文は絶対必要!!
3-3.利益を段階的に伸ばし続ける
4-1.絶対にそのレートで約定するとは限らない
4-2.利益確定は成行注文になる
4-3.相場環境が変わったら注文の削除を忘れずに
1.FXの逆指値注文とは【指値とセットで覚えよう】

逆指値とは、FXの基本の注文方法の一つです。
逆指値注文は、現在のレートで約定を行う、成行注文とは異なり、注文の予約を行って、約定させる注文方法のひとつです。
指値注文も、同じように注文の予約を行なって、約定させる注文方法ですが、指値注文と使い方が全く違ってきますので、しっかりと理解してください。
どちらかというと、逆指値注文を使用する方が多くなると思いますので、しっかりとマスターしていきましょう。
FXの指値とは【注文方法を知ると技術面が向上する?!】
まだ、FXを成行注文だけでやっていますか?そんなあなたは、ポジポジ病症候群です。チャート分析をして、指値注文等の注文方法を使うだけで、無駄なエントリーが減少します。それだけでポジポジ病を克服できますよ。そして、注文方法をマスターしたら、FXの技術面が向上します。少しでも資金を増やしたい方は必見です。
1-1.エントリーの時の逆指値注文

逆指値注文は、買いで入りたいという時には、『今のレートより上にある、ラインの値を超えると、上昇する勢いが強くなりそうだから、勢いがつくところの、ラインのレートより少し上くらいで買いたいな』という時に、現在のレートより上の、買いたいレートに逆指値注文を入れておくと、そのレートになった時に注文が入ります。

売りで入りたいという時には、『今のレートより下にある、ラインの値を超えて下落すると、下落する勢いが強くなりそうだから、勢いがつくところの、ラインのレートより少し下くらいで売りたいな』という時に、現在のレートより下の、売りたいレートに逆指値注文を入れておくと、そのレートになった時に注文が入ります。
エントリーする時に使う、逆指値注文は【順張り(トレンドフォロー)】
になります。
1-2.エグジットの時の逆指値注文
逆指値注文は、エントリーだけでなく、エグジットでも使えます。
エグジットで使う、逆指値注文は、【損切り】
で使います。
損切りと聞くと、損をするということなので、嫌なイメージがありますが、損失を拡大させないためのもの
になる、バチクソ大事なことなので、エグジットで使う逆指値注文は、しっかりとマスターしてください。

買いポジションを持っている場合、『ここまでレートが下がったら、自分が持っているポジションの根拠を失うから、損切りをしないといけないな』という時に、そのレートに逆指値注文を入れておくと、そのレートになった時に、損切りをしてくれます。

売りポジションを持っている場合、『ここまでレートが上がったら、自分が持っているポジションの根拠を失うから、損切りをしないといけないな』という時に、そのレートに逆指値注文を入れておくと、そのレートになった時に、損切りをしてくれます。
2.逆指値注文のメリットとデメリット【デメリットは補える】

逆指値注文にも、メリットとデメリットが存在します。
全てを理解した上で、今の相場に逆指値が合うかを考えながら、使用してください。
2-1.逆指値注文のメリット
これが、逆指値のメリットです。
- 損切りがしっかりできる
- 利益を伸ばせる
順番に説明していきます。
損切りがしっかりできる
ぼくは、損切りができること
が、最大のメリットだと思います。
逆指値は、自分がエントリーをして、思惑方向とは逆に行ってしまった時に、エントリー根拠が崩れる時
に、損切りをしてくれます。
また、チャートを見ている時に、成行注文でエグジットをしようとしてると、どうしても、「まだ大丈夫」といって、なかなか自分の思っていた損切りラインに達しても、損切りができない人がいるので、そういった方は、逆指値注文はとても有効です。
利益を伸ばせる
逆指値をうまく使う事で、利益を伸ばすことができます。
ここまでの内容で、損切りしかできないと思ってないですか?
逆指値をうまく使う事で、利益を伸ばすことが可能なんです。
そのやり方については、次の章で紹介していきます。
2-2.逆指値注文のデメリット
これが、逆指値のデメリットです。
- 利益確定が遅れる
- エントリーの注文とセットでエグジットの注文が出せない
これらのデメリットを、補う注文方法もありますので、全ての注文方法をマスターしてください。
それでは、順番に説明します。
利益確定が遅れる
逆指値注文は、今のレートより不利な方向にしか、置けません。
利益確定に逆指値注文を使う場合、今のレートより、不利な場所での約定となってしまうため、利益確定が遅れることになります。
エントリーの注文とセットでエグジットの注文が出せない
指値注文の記事でも、デメリットとして挙げているのですが、指値注文・逆指値注文は、エントリー注文と同時にエグジットの注文を出せないため、指値・逆指値注文を出して、出掛けた時に、そのレートで約定して、その後に思惑方向と逆にいってしまうと、大きな含み損になってしまうということもあり得ます。
3.逆指値注文はこう使え!【順張りトレーダーの親友です】

逆指値注文の使い方について解説します。
【逆指値を極めるものは、順張りを極める】
勝手に名言(迷言?)を作ってしまいましたが、そのくらい逆指値は、優れていると、ぼくは思っています。
順張りトレーダーにとっては、親友と同じくらい、大切な注文方法だとも思っています。
逆指値注文を覚えたら、かなり有効に使えますので、ここの章は飛ばさずに読み進めてください。
3-1.順張りはトレードの基本【逆指値注文はかなり有効です】
先ほども言いましたが、逆指値注文は、順張りには、かなり有効です。
しっかりと、大衆心理を学んで、【みんなの損切りが多く入っているライン】
を見極めるようになると、その場所に逆指値注文を置けるようになります。
そうすることで、逆指値注文が入ったと同時に、値が伸びる場所になりますので、すぐに利益につながります。
【みんなの損切りが多く入っているライン】の内容を知りたい方は、こちらの「【勝てる秘訣も伝授】FX初心者は短期トレードから始めるべき!!」と「【見られてる?】FXでエントリーした瞬間に逆行するのはポイントが悪い」の記事で説明してますので、確認してください。
【勝てる秘訣も伝授】FX初心者は短期トレードから始めるべき!!
FXの短期トレードはスキャルピングとデイトレードに分かれます。FXは平日24時間取引が可能なので、あなたの生活スタイルによってトレードスタイルを変えることもできるんです。そして、短期トレードは初心者にこそオススメです。この記事に勝てる秘訣もあるかも・・・
【見られてる?】FXでエントリーした瞬間に逆行するのはポイントが悪い
FXでエントリーした瞬間に逆行した経験はないですか?ぼくは何度もあります。見られている感覚になりますよね。ですが、これはエントリーポイントがすごく悪いだけです。この記事を読んでもらえばエントリーした瞬間に逆行する理由や、ちゃんとしたエントリーポイントが分かりますよ。
3-2.損切りの逆指値注文は絶対必要!!
損切りは、FXを全体で見た時に、必要な要素になります。
損切りをうまくできない人は、一生FXでは負け組
です。
どうしてもFXを始めた動機が【儲ける事】になっていますので、まずは、【儲ける事】よりも、【資金を減らさない事】
に重点を置いて、考えてみてください。
逆指値注文を、エグジットに使うことで、自分が決めたトレードルールに則った損切りができるので、プロスペクト理論による【自分が決めた損切りラインずらし】
がなくなり、損失を最小限に抑えることができます。
エントリー根拠が崩れたところに置くことで、資金を減らさないことにもつながりますし、すぐに損切りを行うことで資金効率も良くなります。
3-3.利益を段階的に伸ばし続ける
FXをやる上で、基本のダウ理論というのがあります。
このダウ理論で【トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する】
というのがあります。
上昇トレンドの場合、高値と安値の両方が切り上がりを見せます。
安値が切り上がったら、その安値の下に、逆指値を移動させ続けることで、利益を伸ばすことができます。
FXは、損失を小さくして、利益を大きくする【損小利大】
が大事だと言われています。
逆指値をうまく使う事で、損失を小さくもできますし、このように、トレンドが続く限り、利益を伸ばすことも可能なのです。
4.逆指値注文を使う時の注意点

逆指値注文を使う時の注意点をあげます。
- 絶対にそのレートで約定するとは限らない
- 利益確定は成行注文になる
- 相場環境が変わったら注文の削除を忘れずに
それでは、順番に説明していきます。
4-1.絶対にそのレートで約定するとは限らない
他の注文方法でも一緒ですが、このレートで約定するように予約をかけますが、絶対にそのレートで約定できるとは限りません。
特に、その付近で大きく値が、動いた時には、予約したレートでの約定は難しくなります。
4-2.利益確定は成行注文になる
利益を段階的に伸ばし続けるでも、述べましたが、【安値】の下に置くために、高値での利益確定をしたいならば、それは成行注文になりますので、その点には注意が必要になります。
4-3.相場環境が変わったら注文の削除を忘れずに
時間が変わるたびに、相場環境は変わっていきます。
逆指値注文を出して、それを忘れてしまうと、相場環境が変わったにもかかわらず、その注文が残って、思いもしないところで、約定されてしまうということもあります。
そういったことにならないように、エントリー根拠が変わった時等には、注文の削除を忘れずに行なってください。
5.他の注文方法を紹介

逆指値注文の他にも、様々な注文方法があります。
逆指値注文以外の注文方法がこちらになります。
他の注文方法を覚えることで、トレード技術の向上につながりますので、他の注文方法もマスターしてください。
【まとめ】FXの全7種類の注文方法【使い分けて最大限利益を伸ばせ!!】
FXの注文方法全7種類をまとめました。注文方法を覚えるだけでも、初心者にとっては、トレード技術が大きく向上します。また、【儲けたい】が先行してどうしても、利益方向に目が行きがちですが、重要なのは、【上手に損をする事】です。注文方法を覚え、【守り】を身につけ、自分の大事な資金を守りつつ、【攻め】に転じてください。
6.【まとめ】
逆指値注文は、指値注文よりかは、守りに適した注文方法だと思います。
FXを始める時には【儲ける事】に意識が入ってしまいがちですが、まずは、【負けない事】
や【資金を減らさない事】
を考えてください。
守りを知らなければ、プロ集団が多数いる、相場の世界では生き残れません。
プロ集団から負けない為に、守りに適した逆指値注文が有効になってきます。
逆指値注文って、基礎中の基礎なので、あまり勉強する人が少なく感じます。
冒頭でもお伝えしたように、負けている人は、基礎ができていない人が多いように思います。
ここの基礎部分をしっかりと理解してトレードで活かして下さい。
では、今日はここまでー。
ちゃおー。