FXのトレール注文とは【どこまでも君を追い続けるよ。】
はいさい!tentenです!
今回は、トレール注文についてです。
まず、この記事を読んで欲しい人は、下記の人です。
- とにかく利確が苦手な人
- 利益をうまく伸ばしきれない人
この二つに当てはまっていない人は、変にこの記事を読んでトレードを崩しても困るので、記事を読まずに、現在の利確方法でトレードしてください。
トレール注文は、とても便利な注文方法ですが、できれば使って欲しくない方法です。
なぜならば、かなり強引な利確方法
だからです。
ですが、上記で挙げたように、利確が苦手な人・利益をうまく伸ばしきれない人にとっては、魔法のような注文方法だと思います。
トレール注文を使って、利確の仕方や、利益の伸ばし方を学んで、できればトレール注文から抜け出して欲しいと思います。
トレール注文の詳細な内容から、トレール注文を使うメリット、なぜ早く抜け出したほうがいいのか等を記事にしました。
では、トレール注文について説明をしていきます。
本記事の内容
- FXのトレール注文とは【どこまでも君を追い続けるよ。】
- トレール注文のメリットとデメリット
- トレール注文のベストな使い方(tenten調べ)
- トレール注文の注意点【トレール注文から早く卒業すべき】
- その他の注文方法
- トレール注文のまとめ
2-1.トレール注文のメリット
2-2.トレール注文のデメリット
1.FXのトレール注文とは【どこまでも君を追い続けるよ。】

トレール注文とは、逆指値注文に値幅(トレール幅)を決めて、レートの上昇(または下降)するたびに、その値幅間隔を保って、逆指値を自動的に移動
させてくれる注文方法です。
具体的に説明すると、1ドル110円の時にドル円を買った(ロング)したとします。そして、トレール注文で、逆指値を109円に置き、トレール幅を1円にします。
順調にレートが伸び1ドル115円になった時に、トレール注文で出しておいた、逆指値は114円まで自動的に移動されます。
そして、1ドル115円で頭打ちし、1ドル114円になった時に、決済される、という注文方法です。
2.トレール注文のメリットとデメリット

トレール注文のメリットとデメリットを紹介します。
メリットとデメリットを、しっかりと理解した上で、どんな相場に合うのかを認識して、使用してください。
トレール注文を間違って違うと、ただの【ストーカー】
のような邪魔な存在になってしまいます(笑)
2-1.トレール注文のメリット
トレール注文のメリットは、こちらです。
- 利益を伸ばし続けれる
- トレンドが出てる時に強い
では、説明していきます。
利益を伸ばし続けれる
トレール注文は逆指値注文が、レートの上昇、または下降するたびに、トレール幅の間隔を保って、自動的に動いてくれる為、利益を伸ばすのに最適な注文方法です。
レートが急激にのびるときがありますよね。そんな時に、利益が無くなるのを恐れて、すぐに利確をした経験ないですか?
ボクは、何回もあります。
あれが嫌で、急激にレートが伸びた時には、すぐに利確をしてました。
でも、そんな時に限って、レートが伸びていくんですよね。
どっちも嫌で考えたのが、トレール注文でした。
勝手に逆指値が動いてくれるので、放置をしてるだけで、急激に伸びたレートを、ほぼ全部取れます。
トレンドが出てる時に強い
トレール注文は、トレンド相場に強い注文方法です。
それは、トレンド相場の性質にあります。
トレンド相場は、明確なサインが現れるまで継続する
と言われています。
【トレンドは継続する】
という事は、トレール注文がピッタリですよね。
トレンドが出てる時にトレール注文で、放置して置くとトレンドに乗って、利益を伸ばしてくれます。
2-2.トレール注文のデメリット
トレール注文のデメリットは、こちらです。
- トレール幅の設定が難しい
- レンジ相場には不向き
では、説明していきます。
トレール幅の設定が難しい
トレール注文で、難しいのはトレール幅の設定です。
トレール幅の設定を間違えると、ただただ邪魔な、後ろをついてくる【ストーカー】
のような存在になります。
トレール幅の設定が、狭すぎると、相場のノイズに引っ掛かり、トレンドに乗れたとしても、ポジションがなくなります。
逆に、トレール幅の設定が、広すぎると、せっかく伸びた利益がなくなります。
レンジ相場には不向き
トレンド相場には、強いトレール注文ですが、レンジ相場には弱いです。
レンジ相場は、一定の幅を行き来しますので、どこで反発や反転するラインが、わかります。
そこにトレール注文を使うと、わかっているラインがあるにもかかわらず、無駄な利益を取りこぼすことになるのです。
レンジ相場で使う時は、他の特殊注文のIFD注文 やIFO注文 をオススメします。
3.トレール注文のベストな使い方(tenten調べ)

ボクが使っている、トレール注文のベストな使い方を紹介します。
本当のことを言うと、今は、トレール注文を使っていませんが、以前ボクが使っていたやり方を紹介します。
メリットのところでも、紹介しましたが、急激にレートが伸びたところです。
急激にレートが伸びるところで、スキャルピング的に利益をとりにいきます。
重要な指標の、雇用統計やFOMCなんかも、時間もわかっていて、用意ができるので使いやすい場所でもありました。
ですが、現在では、指標トレードはオススメしていません。
ボクが、目指しているのが、【資金を安定的に増やしていく】
ことだからです。
指標トレードはギャンブル的で、どちらに動くかわかりません。
安定的なトレードを目指したい人は、おすすめはしていませんが、少しでも何かを掴みたいという人は、やってみる価値はあると思います。
そして、今トレール注文を使っていない理由は、次章で紹介します。
4.トレール注文の注意点【トレール注文から早く卒業すべき】

トレール注文の注意点は、デメリットでも書きましたが、トレール注文は、トレール幅の設定が肝
になります。
トレール幅は固定になるので、常に動いている相場環境に合わせるのは、ほぼ不可能です。
利益を取りこぼしたくなくて、トレール幅を狭くしても、ノイズに当たって、逆に小さくなるし、広くしても、利益が小さくなります。
それよりかは、逆指値注文をうまく利用して、自分で移動させていく方法がオススメです。
相場環境をしっかりと見て、トレンドの高値・安値ラインに移動させていき、そこのラインを割るまで移動させ続けることで、ほぼ利益を伸ばし続ける事ができます。
自動で、逆指値を移動さてくれるトレール注文は、すごく便利ですが、上記の理由で早く卒業するべきだと、ボクは思っています。
5.その他の注文方法

トレール注文の他にも、様々な注文方法があります。
他の注文方法を覚えることで、トレード技術の向上につながりますので、他の注文方法もマスターしてください。
【まとめ】FXの全7種類の注文方法【使い分けて最大限利益を伸ばせ!!】
FXの注文方法全7種類をまとめました。注文方法を覚えるだけでも、初心者にとっては、トレード技術が大きく向上します。また、【儲けたい】が先行してどうしても、利益方向に目が行きがちですが、重要なのは、【上手に損をする事】です。注文方法を覚え、【守り】を身につけ、自分の大事な資金を守りつつ、【攻め】に転じてください。
6.トレール注文のまとめ
トレール注文の、使い方は分かりましたか?
とても、便利な注文方法であることは間違いありませんが、使い方を間違えると邪魔な【ストーカー】的な存在になる事を覚えておきましょう。
最後に、トレール注文のポイントをまとめておきます。
- トレール注文は、固定値幅で逆指値が自動で動いてくれる注文方法
- トレール幅が狭いとノイズにあたり、広いと利益がなくなる
- 使う時は、トレンド相場のみ
- レンジ相場には不向き
- トレール注文は、早く卒業するべき
利益を伸ばすのが苦手な人にとって、克服方法の一つとしては、いいと思いますので、そういった方は、デメリット部分をしっかりと理解した上で、使ってみてください。
では、今日はここまでー。
ちゃおー。