【反発する場所がわかる?!】FXのフィボナッチ数列の使い方
はいさい!tentenです!
今回は、フィボナッチ数列に関してです。
この記事を読むとこんな悩みが解決します。
- フィボナッチ数列ってなに?
- FXとどんな関係があるの?
- 利確がうまくいかない。どこで反転するかわかるいい方法ないかな。
フィボナッチ数列は有名なので、知っている方も多いと思います。
聞いたことはあるけど、なんか難しいイメージがあって・・・
という人が多いと思います。
実はボクもそうでした。
『フィボナッチすごい!』『バシバシ当たるやん』って、SNSで聞いていたんで気になってはいたんですが、なんか難しそうなので遠ざけていました。
意を決して使ってみたら、結構使えるんですよ。
今回は、そんなボクがフィボナッチ数列についてわかりやすく解説していきます。
本記事の内容
- フィボナッチ数列とは
- フィボナッチ・トレースメントとは?
- フィボナッチ・トレースメントの使い方
- フィボナッチを使った他の分析
- フィボナッチ数列のまとめ
1-1.自然界で多く出てくるフィボナッチ数列
1-2.黄金比のフィボナッチ数列
1-3.FXとの関係性
1.フィボナッチ数列とは

フィボナッチとは、イタリアのレオナルド・フィボナッチという偉大な数学者が発見した数列のことを、発見者の名前をとって【フィボナッチ数列】と言われています。
そのフィボナッチ数列は、こちらになります。
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144・・・
これらの数字が無限に続きます。
これらの数字には法則があり、1+1=2,1+2=3,2+3=5のように二つの連続する数字を足すと次の数字になっていきます。
1-1.自然界で多く出てくるフィボナッチ数列
フィボナッチ数列は自然界と多く関係していて、いろいろな場面で出てきます。
フィボナッチ数列の話で有名なのが【ひまわりの種】です。
ひまわりの種は中心から外に向かって螺旋状に並んでいます。
どのひまわりの配列も【21,34,55,89】のどれかに当てはまります。
全てフィボナッチで出てくる数字となるわけです。
ひまわりだけでなく、松ぼっくりの笠の並びや木の枝、花びらの数もフィボナッチ数列が出てきます。
1-2.黄金比のフィボナッチ数列
フィボナッチ数列の特性はまだまだあります。
それが次のものです。
- 次に出てくる数字との比率は0.618に近づく
- 前の数字との比率は1.618に近づく
- 一つ飛びの数字との比率は0.382に近づく
- 一つ飛びの前の数字との比率は2.618に近づく
そして、ここに出てくる0.618や1.618はパルテノン神殿やピラミッド 、日本では金閣寺に使われており、【黄金比】
と呼ばれる比率になります。
1-3.FXとの関係性
フィボナッチ数列は自然界や人間の行動に深く関わっています。
ここまででFXとは関係ないと思われるかもしれませんが、マーケットは全ての事象を織り込むものとされていています。
全てのものを織り込むのであれば、自然界の黄金比のフィボナッチ数列で表すことができるのではないかと考えられました。
実際にフィボナッチ数列の黄金比で相場が反転していたりしています。
2.フィボナッチ・トレースメントとは?

FXでフィボナッチを使う時によく使うのが、このフィボナッチ・トレースメントです。
フィボナッチ・トレースメントとは高値を0%・安値を100%で結び、23.6%・38.2%・50.0%・61.8%・76.4%のラインが出てきます。
この間のラインに黄金比が出てきていますね。
このラインがよく反発や反落するラインになってきます。
注意点としては【絶対】
ではないということです。
そういったラインになりやすいということを覚えておいてください。
フィボナッチ・トレースメントを使うことで、押し目買いや戻り売りのエントリーポイントを見つけられたり、どこまで伸びるのかという利確ポイントや損切りラインを見つけたりします。
3.フィボナッチ・トレースメントの使い方

フィボナッチ・トレースメントの使い方を説明していきます。
フィボナッチ・トレースメントの使い方は簡単です。
- 目立つ高値と安値を見つける
- フィボナッチ・トレースメントをその高値と安値に当てる
- 次の押し目・戻り目はどこかを予測する
まずは、目立つ高値と安値を見つけてください。
ポイントは直近の長期足で見ることです。
目立つ高値と安値を見つけたら、フィボナッチ・トレースメントをその高値と安値に当てます。
そうすると、23.6%・38.2%・50.0%・61.8%・76.4%のラインが出てきます。
このラインが次の押し目や・戻り目として意識されやすくなります。
3-1.フィボナッチ・トレースメントを使って値幅予測する
フィボナッチ・トレースメントを使って値幅予測をしていきます。
フィボナッチ・トレースメントを使った時によく意識されるのが、61.8%と38.2%になります。
その他にも50.0%(フィボナッチ数列ではないが半値として意識される)や23.6%も意識されやすいです。
トレンドが強い時によく意識されるのは23.6%です。
実際にチャートを使ってどのように使用するのか見てみましょう。
下記のチャートの赤枠で綺麗な上昇トレンドが出ています。
この上昇トレンドの中で最安値からの高値と一度戻した安値と更新した高値にフィボナッチ・トレースメントを当ててみたいと思います。
フィボナッチ・トレースメントをを当てた時に、50.0%ラインを少し割れたところで反発しているのがわかります。
きっちりと反発するわけではないですが、このように押し目が大体どの辺に来るかは捉えられるのです。
次に2つ目をみてみましょう。
2つ目のフィボナッチ・トレースメントで綺麗に38.2%で反発しています。
フィボナッチ・トレースメントを使うことで、このようにどの辺で反転しそうなのかが予想できるようになります。
※図が見にくい場合は、図をクリックしてください。拡大した図が見れますよ。
フィボナッチ・トレースメントと一緒に覚えて欲しいのがエリオット波動理論になります。
エリオット波動理論を紹介したこちらの記事で紹介しています。
【FX迷子必見】エリオット波動理論の基礎【どこにいるかわかるようになる】
FXでエリオット波動理論を使えば相場の現在の位置がわかるようになります。エリオット波動理論だけで利益を上げようとするのは難しいです。ですが、相場の基礎のなりうる理論です。また、利確・損切りにも使えるのでしっかり押さえておきたいですね。FX初心者や負けているトレーダーは必見の記事です。
4.フィボナッチを使った他の分析

フィボナッチを使うのは、このフィボナッチ・トレースメントだけではありません。
他にも下記のものがあります。
- フィボナッチ・タイムゾーン
- フィボナッチ・ファン
- フィボナッチ・アーク
- フィボナッチ・エキスパンション
もしMetaTrader4を使われているのであれば、このような他のフィボナッチも使えます。
ここでは、基本的なフィボナッチ・トレースメントの紹介のみに留めます。
5.フィボナッチ数列のまとめ
フィボナッチ数列の理解は深まりましたか?
フィボナッチ・レースメントを使えるようになれば、次にどんなレートが意識されそうかを事前に予測ができるようになります。
またフィボナッチとエリオット波動理論を使うことで、トレードのシナリオも描けるようになります。
ぜひフィボナッチをマスターして、他の理論やテクニカル分析と組み合わせてみてください。
最後にフィボナッチ数列のポイントをまとめておきます。
- フィボナッチ数列は黄金比で使われている
- フィボナッチは38.2%・61.8%が意識されやすい
- エリオット波動理論と使うことでトレードのシナリオが描けるようになる
では、今日はここまでー。
ちゃおー。