FXで使う移動平均線の全て【期間は20SMAを使え】

テクニカル分析

はいさい!tentenです!

今回は移動平均線についての記事です。

この記事を読むとこんな悩みが解決します。

  • 移動平均線の意味を知りたいな。
  • 移動平均線って必要なの?
  • SMAとEMAって何が違うのか知りたい。
  • どんな使い方があるの?

ボクはFXを始めた頃、移動平均線の意味をハッキリと知りませんでした。
何日間かかけてどの移動平均線がいいか考えたことを覚えています。
正直意味無かったなと今では思っています。

どんな期間を使っても機能することは機能します。

今回の記事では、移動平均線の基本からどの期間がいいのか、またなぜ移動平均線が機能するか等の内容になっています。

本記事の内容

  1. 移動平均線とは?
  2. 1-1.移動平均線の種類

  3. 移動平均線の設定はとりあえずコレでOK
  4. 移動平均線はなんで見るのか
  5. 3-1.移動平均線の方向でトレンドの方向が視覚的にわかる
    3-2.誰が苦しんでいるかがすぐに分かる

  6. 移動平均線とグランビルの法則は一緒に使う
  7. 移動平均線を使うときの注意点
  8. 5-1.価格に対してトレンドは遅れて出てくる
    5-2.期間が短ければダマシが多くなる
    5-3.【過信は禁物】移動平均線は絶対ではない

  9. 移動平均線のまとめ

1.移動平均線とは?

移動平均線とは?

移動平均線は、テクニカル分析といえば?と聞くと一番最初に思い浮かぶくらい使われています。

移動平均線とは、一定期間の価格の平均を出して、折れ線グラフで表したものです。
例えば20日移動平均線だと、今日を含めた20日前の終値を足して日数の20で割ったものを毎日結んでいきます。
価格が上昇傾向にあると移動平均線は上向きますし、逆に下降傾向にあると移動平均線は下向きます。

また価格の平均になるので、トレンドを後追いするような形となり、『曲がるトレンドライン』とも表現できます。

1-1.移動平均線の種類

移動平均線の計算方法の違いによって、3種類に分けられます。

  • SMA(単純移動平均線)
  • WMA(加重移動平均線)
  • EMA(指数平滑移動平均線)

それぞれ説明します。

SMA(単純移動平均線)

SMAは【Simple Moving Average】の頭文字をとったもので、漢字だと【単純移動平均線】となります。
計算方法は、一定期間の終値を足して、単純に割って求めます。

移動平均線の中でも一番ポピュラーです。

WMA(加重移動平均線)

WMAはWeighted Moving Averageの頭文字をとったもので、漢字だと【加重移動平均線】となります。

計算方法は20WMA(20日加重移動平均線)の場合、20日前の終値に1倍をかけて19日前の終値に2倍とこれを繰り返し、今日の終値に20倍をかけます。これを足したものが子数となります。母数は20から1を足していったもので、20日の場合だと210です。子数を母数で割って求めます。

計算式はわかりづらいと思いますが、要はSMAよりも今日に近い日の終値を反映させているのがWMAということです。

EMA(指数平滑移動平均線)

EMAは【Exponential Moving Average】の頭文字をとったもので、漢字だと【指数平滑移動平均線】となります。

計算方法は、20EMA(20日指数平滑移動平均線)の場合、今日の終値を倍にして他の日の終値を足していきます。これに20日+1の21で割って求めます。

今日の終値を倍にすることで、より直近の価格を反映することとなります。

2.移動平均線の設定はとりあえずコレでOK

移動平均線の設定はとりあえずコレでOK

移動平均線の設定ってかなり迷いませんか?
ボクは色々な本やネットで調べましたがしっくりくるものはありませんでした。

  • 設定の数字はなんでもいい
  • 短期・中期・長期の移動平均線を表示するようにする

こんな感じのことが大体書いてます。

ボクが移動平均線で感じた2つの疑問がこちら。

  • 設定の数字がなんでもいいって意味がわからん。
  • 中期・長期で見るのはなんで?そして中期・長期の期間設定の意味は?

悩んだ結果こういった結論にたどり着きました。

  • 設定の数字がなんでもいいのは、【平均】を使っているから、どんな数字を使っても移動平均線は機能する。
  • 中期・長期で見るのは、中期・長期の移動平均線ではなく、自分が見ている【中期・長期のチャートの短期移動平均線】に合わせる。

ボクが使っている期間設定も含めて全て解説していきますね。

ボクが使っている期間設定は【20SMA】です。
なぜその期間を使っているのかというと、どんな本やネットでもこれがオススメですよと出てくる数字になります。
よく使われているから使っている。そんな感じですね。

この【20SMA】が基本になります。
これを短期移動平均線として使います。

ボクの場合で書きますが、ボクのエントリーは15分足でやっています。

結論から書きますが、15分足で表示するSMAはこちらになります。

  • 短期【20SMA】
  • 中期【80SMA】
  • 長期【320SMA】

なぜ、中長期をこの期間にしたのかを説明していきます。
エントリーで見ている時間足は15分、中期が1H、長期が4Hのローソク足です。

中期と長期で見ている時間足で現す【20MA】を15分足で表示していきます。
このようにすることで、15分足で見ていく中期移動平均線が1H足の【20MA】相当、長期移動平均線が4H足の【20MA】相当になるということです。
※なぜ相当なのかというと、計算方法が終値を使用しているからです。1H足の終値が時には、15分足では4つの終値が作られます。ここで若干のズレが出てきてしまうのです。

この方法がボクには一番しっくりきていて、オススメの方法です。
移動平均線でしっくりこないという方は、試してみてくださいね。

3.移動平均線はなんで見るのか

移動平均線はなんで見るのか

移動平均線はなんの為に表示しているのかはっきりわかっていませんでした。
この線を超えたらロングエントリー?割ったらショートエントリー?
そんなことが書かれていますが、それは危険なのでやめてくださいね

移動平均線はトレンドを視覚的に見る為と誰が苦しんでいるかを確認する為に使っていきます。

3-1.移動平均線の方向でトレンドの方向が視覚的にわかる

移動平均線の方向で現在のトレンドがどちらに出ているかが分かります。
また、上記の設定にすることで1H足や4H足のトレンドもわかりやすくなります

今の15分足は上向いているけど、長期の4H足の20SMA相当が上にいて下向いているから危険だな。その移動平均線付近で一度様子を見ようとなるわけです。

このようにトレンドが視覚的に分かるのは移動平均線の特徴です。

3-2.誰が苦しんでいるかがすぐに分かる

移動平均線は誰が苦しんでいるかすぐにわかります。
このように書くと残酷に聞こえますが、FXは奪い合いです。

20SMAは、その期間の平均を表すものでしたね。
ということは20SMAより下に価格がある時には、その期間で買いで入った人のほとんどは含み損を抱えていることになります。
逆に売りで入った人は含み益が出ていますね

このように移動平均線を考えることで、大衆心理が分かり誰が苦しんでいるのか分かるようになってきますよ

4.移動平均線とグランビルの法則は一緒に使う

移動平均線とグランビルの法則は一緒に使う

移動平均線の組み合わせでグランビルの法則というものがあります。
グランビルの法則は移動平均線と価格の位置関係には一定の法則があるとしたものです。

グランビルの法則単体での使用はオススメしませんが、他のテクニカル分析と合わせて使うことでエントリー根拠がしっかりとしたものになります
グランビルの法則は8つのパターンでできています。
買いパターン4つの売りパターンが4つです。

  • 買いパターン
  • 1:トレンド転換の新規買い
    2:多くのトレーダーが転換に気付く押し目買い
    3:遅れたトレーダーを使って最後の一押し
    4:レートが大幅下落した後の利確の上昇

  • 売りパターン
  • 5:トレンド転換の新規売り
    6:多くのトレーダーが転換に気付く戻り売り
    7:遅れたトレーダーを使って最後の一押し
    8:レートが大幅上昇した後の利確の下落

グランビルの法則の詳細はこちらの「FXでのグランビルの法則の使い方【単体で使うのはNG】」記事で紹介しています。
移動平均線と合わせて読めば、理解が深まりますよ。

5.移動平均線を使うときの注意点

移動平均線を使うときの注意点

移動平均線を使う時には注意点があります。

  • 価格に対してトレンドは遅れて出てくる
  • 期間が短ければダマシが多くなる
  • 【過信は禁物】移動平均線は絶対ではない

5-1.価格に対してトレンドは遅れて出てくる

移動平均線は一定期間の平均なのでトレンドの後追いをしてきます。
ローソク足でトレンド転換のサインが出たとしても、移動平均線はそれに反応していないかもしれません。

移動平均線はローソク足より遅いということは覚えておきましょう。

5-2.期間が短ければダマシが多くなる

上記のように移動平均線が遅いのであれば期間を短くすればいいのではないかというところに行き着きますが、これも危険です。
それは、期間が短ければ短いほど、ダマシが多くなります

レートは常に上下に振っているので、期間が短ければその分移動平均線も振られることになります。

期間を短くする時は、ダマシが多くなるので気をつけましょう。

5-3.【過信は禁物】移動平均線は絶対ではない

移動平均線を使った手法に、ゴールデンクロスとかデットクロスとかあります。
ボクは、使っていないので今回は紹介していませんが、ゴールデンクロスやデットクロスが出たからといってそれは絶対ではありません

なぜサインが出たからといって絶対ではないかというと、移動平均線の期間は全員が一致していないからです。
一致していないからそのサインはあなただけに出ているかもしれません。

移動平均線に過信は禁物です。

6.移動平均線のまとめ

移動平均線について理解は深まりましたか?
今回は移動平均線についてボクの疑問だったところも書きましたので、参考にしていただけたらと思います。

また、移動平均線は簡単で便利だけれども、これだけでトレードはできないことがわかっていただけたと思います。
トレードをする上での補助として考えるのが一番いいかもしれませんね。

最後に移動平均線のポイントをまとめておきます。

  • 移動平均線は一定期間の価格平均
  • 移動平均線は3種類ある
  • トレンドの方向性が一目でわかる
  • 誰が苦しんでいるのかが一目でわかる
  • 過信は禁物

では、今日はここまでー。
ちゃおー。