グランビルの法則は使えない【後付けでOK】
はいさい!tentenです!
今回はグランビルの法則が使えない事に関してです。
この記事を読めばこんな悩みが解決します。
- グランビルの法則が使えない。どう使えばいいの?
- グランビルの法則の使い方を教えて欲しい。
- エントリー根拠を強くしたいな。
移動平均線を使っている人で、グランビルの法則を知らない人はいないというくらい有名ですよね。
ほとんどの人が知っている、グランビルの法則ですが、よく『使えない』という声を耳にします。
断言しますね。使えません。
そして、オススメ
しております(笑)
矛盾しすぎて意味がわからないですよね(笑)
今回はみんながグランビルの法則を使えないという理由とボクが使っている方法を解説していきたいともいます。
また、グランビルの法則がわからないという方は、最初にこちらの記事をお読みください。
FXでのグランビルの法則の使い方【単体で使うのはNG】
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本記事の内容
- FXでグランビルの法則は使えないたったひとつの理由
- グランビルの法則を勧める理由【トレードの厚みが増す】
- FXのグランビルの法則は移動平均線の向きに注目
- グランビルの法則を使い時を紹介【後付けで使う】
- 結論:グランビルの法則はエントリー根拠のひとつとして使う
1-1.ダウ理論は忘れてはいけない
4-1.チャートパターンと一緒に使う
4-2.ライントレードと一緒に使う
1.FXでグランビルの法則は使えないたったひとつの理由

FXでグランビルの法則を使っている人は、多いと思います。
使えてますか?
なかなか勝てないっていう人が多いと思いますよ。
理由は単純です。
グランビルの法則メインでトレードしようとしているから。
移動平均線を表示させて、ローソク足が下から上にうわ抜けたから、グランビルの法則の買いパターン1でエントリー。
おっ?レートが急に下落。移動平均線と乖離したぞ!ローソク足は移動平均線に戻ろうとするから買いパターン4でエントリー。
上記のようにグランビルの法則をメインでトレードしていると、大体負ける
んです(笑)
ボクはグランビルの法則メインでトレードすることはオススメしていません。
1-1.ダウ理論は忘れてはいけない
グランビルの法則に目が行き過ぎて、大事なことを忘れています。
それが【ダウ理論】
です。
ダウ理論は、テクニカル分析の基本と言える存在です。
必ず頭に入れておくようにしましょう。
上記の例で言うと、買いパターン1で、しっかりと高値と安値を切り上げて移動平均線を超えてきたか。
ということです。
ダウ理論とは
ダウ理論は、6つの基本法則でなりたっています。1:平均はすべての事象を織り込む、2:トレンドには3種類ある、3:主要トレンドは3段階からなる、4:平均は相互に確認されなければならない、5:トレンドは出来高でも確認されなければならない、6:トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する、です。 テクニカル分析の基本的部分となりますので、FXでは必要な知識となります。必ず理解するようにしましょう。
ダウ理論をもっと知りたいと言う方は、こちらの記事で紹介しています。
【簡単】FXに必要なダウ理論をわかりやすく解説
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2.グランビルの法則を勧める理由【トレードの厚みが増す】

上記ではグランビルの法則は使えないと言いました。
ですが、それはトレードのメインとしてグランビルの法則を使っているからと言うことも説明しましたね。
使えないと言っておきならが、ボクはグランビルの法則をオススメしています。
グランビルの法則を使う事によって、エントリー根拠がより強くなる
からです。
トレードに厚みが増します。
グランビルの法則でエントリーするのではなく、エントリー根拠の一つとして考えるだけでチャートの見え方が変わってきます。
例えばライントレードだと、前はここでエントリーしてたけど、ラインを引いてみたら移動平均線をブレイクアウトしたすぐ上に、バチくそ強いラインがあるやん。そりゃすぐに戻ってくるわけだわ。
こんな事が普通に見えてくるのです。
そして、お?下の方でサポートしたぞ。移動平均線が下向きから水平になってるな。移動平均線を超えたらきれいにトレンドがでるぞ。
というところまで見えてくるのです。
単純にグランビルの法則パターンが出たから買い・売りをするのではなく、サポートとして使ってみてください。
3.FXのグランビルの法則は移動平均線の向きに注目

グランビルの法則を使うときは、ボクが常に意識している事があります。
それは【移動平均線の向き】
です。
移動平均線の向きを見る事で、相場の力関係を判断ができます。
そろそろ方向感が弱くなってきたことを確認しながら、次にどちらに進みやすいのかを判断できます。
上昇トレンドの移動平均線の移り変わり
移動平均線の向き | 力関係 |
上向き | 勢いが強く、下がってきても上がりやすい |
上向きから水平 | 上昇する勢いがなくなってきて、天井圏が近い |
水平から下向き | 上昇トレンドが崩れてみんなが売り時を探している |
下降トレンドの移動平均線の移り変わり
移動平均線の向き | 力関係 |
下向き | 勢いが強く、上がってきても下がりやすい |
下向きから水平 | 下降する勢いがなくなってきて、底値圏が近い |
水平から上向き | 下降トレンドが崩れてみんなが買い時を探している |
4.グランビルの法則を使い時を紹介【後付けで使う】

グランビルの法則は、エントリーサインが違うところで出て、それを決定づける後付けとなる使い方をしていきましょう。
ボクがよく使っている方法としてはこちらです。
- チャートパターンと一緒に使う
- ライントレードと一緒に使う
具体的に説明していきます。
4-1.チャートパターンと一緒に使う
チャートパターンってものがありますね。
ヘッド・アンド・ショルダーだったり、ダブルトップ・ボトムのことです。
ここではダブルボトムで説明をしていきます。
ダブルボトムが出る前に、大体同じようポイントで安値が二点できると思います。
この時の2つ目の安値の起点となったところにラインを引きましょう。
このラインがダブルボトムのネックライン
となります。
このネックラインをブレイクアウトする事でダブルボトムが完成をします。
まずは、このネックラインを探してください。
次に確認するポイントが、移動平均線の向きです。
ブレイクアウトする前には、最低でも水平。一番いいのは上向きに変わっていることです。
ちょうど、ネックラインと移動平均線が被って、移動平均線の向きが水平に変わっていたら、絶好のチャンス
ですね。
ネックラインをブレイクアウトをすることで、ダブルボトムとグランビルの法則の買いパターン1が完成する事になります。
ここで隠れているのがダウ理論
です。
ダブルボトムのネックラインをブレイクアウトする事で下降トレンドを崩す明白なシグナルとなります。
4-2.ライントレードと一緒に使う
ボクは水平線もよく使います。
ここでのラインは水平線を紹介します。
水平線を引くところは【真安値・真高値】
になります。
なぜ、そのポイントかと言うと、ダウ理論の【転換の明白なシグナル】を狙うためです。
上昇トレンドが崩れたところを見ていきます。
高値を更新して、どんどんと上昇トレンドが続きますが、あるところで高値の更新を失敗します。
このときに最高値の起点となった安値にラインを引きます。
このラインが【真安値】
です。
このラインを割る事で【転換の明白なシグナル】が完成するのですが、このラインが割れるまでは上目線で考えているトレーダーと高値の更新を失敗したことで次は売りだと思っているトレーダーとで激しい攻防が続きます。
そんな激しい攻防が続く事によって、相場の力が弱くなっていきます(レンジ幅が小さくなります)。
その時の移動平均線は上向きから水平に変わっていて、レート付近に位置していると思います。
これで、真安値のラインを割る事で、ライントレードの根拠とグランビルの法則の売りパターンの1が完成する事になります。
レート付近で移動平均線が位置していたら、先にグランビルの法則が完成する事になり、まだ方向感がはっきりしていない中でのエントリーとなってしまいます。
エントリーが遅くなりますが、グッと堪えて、ブレイクアウトをしたところでエントリーをする
ようにしましょう。
5.結論:グランビルの法則はエントリー根拠のひとつとして使う
グランビルの法則が使えないの結論としては【メインとして使うな、エントリー根拠のひとつとして使え】
と言う事です。
グランビルの法則だけでは、どうしてもエントリー根拠に欠けます。
上記でも説明したように、まだ値動きが出ていない・方向感がわからない時でエントリーをする事になります。
さすがに、それだけではギャンブルに近いです。
しっかりとサインが出たことを確認して、その後付けとしてグランビルの法則があるというのが、ボクが一番好きなエントリー方法になります。
みなさんも一度使ってみてくださいね。
最後にグランビルの法則は使えないのポイントをまとめておきます。
- グランビルの法則はメインで使うから使えない。
- 使うときはエントリー根拠のひとつとして使え!
- 移動平均線の向きには要注目!
では、今日はここまでー。
ちゃおー。