FXで両建てしたら余計に損失を大きくするよ【これは攻めの手法】

手法

はいさい!tentenです!

今回は、両建てについてです。

この記事を読めばこんな悩みが解決します。

  • 両建てってどうするの?
  • 含み損を抱えて両建てしたけど、この後どうしたらいいの?
  • 両建ては結局使えないってこと?

FXでどうしよもない含み損を抱えて、これ以上損失を拡大させたくないから両建てしたことないですか?

ボクはあります!

あれをやってしまうとどうしようもないんですよね。
その時点では損失が止まったから良かったと思っていたら、次は結局戻して両建てしたポジションが反対に損失になってしまう。
次はこれをどうにかしようとするけどどうにもならない(笑)

今回はこんな経験からもわかった両建ての間違った使い方や正しい使い方も含め、両建てに関することを解説していきたいと思います。

本記事の内容

  1. 取引手法の両建てとは?【反対のポジションを持つ】
  2. 反対のポジションを持つ両建ての証拠金はどうなる?
  3. 両建ての注意点
  4. 3-1.スワップポイント
    3-2.スプレッドが二重にかかる
    3-3.売値と買値の価格差

  5. 両建ての間違った使い方【損失が拡大する】
  6. 両建ての正しい使い方
  7. 5-1.エントリーの時間軸をずらして狙う
    5-2.エリオット波動理論と一緒に使うと有効

  8. 両建てのまとめ

1.取引手法の両建てとは?【反対のポジションを持つ】

取引手法の両建てとは?【反対のポジションを持つ】

両建てとは、同じ通貨ペアの売りポジションと買いポジションを同時に持つことを言います。

両建てをして何が起きるかというと、両建てをした時点で同量のポジションを持てば、売買での損益が一定になります。
同じ量の売りポジションと買いポジションを持っているので、相場がどちらに行こうと、損益は基本的には変わりませんよね。
取引コストは別として、その時点で決済したのと同じになるということなんです。

FXを始めたばかりで、この記事を読んだ方は不思議に思っていることだと思います。
ポジション解消すればいいだけの話なんじゃないの?と。

そうなんですよね。
ポジションを解消したらいいだけの話なんですが、心理面的にできない時が出てきます。
そういったこともちゃんと説明しますので、最後まで読んでくださいね。

2.反対のポジションを持つ両建ての証拠金はどうなる?

反対のポジションを持つ両建ての証拠金はどうなる?

反対のポジションを持つということは、ポジションが増えることを意味します。
この時に気になるのが【必要証拠金】ですよね。

必要証拠金がなければ、ポジションをそもそも増やせないから両建てはできないんじゃなの?と思われがちですが、FX会社によってはそれができちゃうんです。

それは両建て時の証拠金の計算方法の違いにあります。
通常だとみなさんが考えている通り、売りポジションと買いポジションの両方の証拠金が必要になります。
FX会社によっては両建てMAX方式を採用していれば、どちらか一方の証拠金で済む時があります。

両建てMAX方式とは

両建てMAX方式とは、両建て時の証拠金の計算方法のことです。
両建てMAX方式だと、両建て時に売りポジションと買いポジションの、どちらか一方の大きい額が必要証拠金となります。

基本的には両建てMAX方式を採用しているFX会社がほとんどだと思いますが、念の為、使用しているFX会社のホームページや利用規約で確認をしてください。

3.両建ての注意点

両建ての注意点

両建ての注意点(リスク)について説明をしていきます。

両建ては、FX会社のホームページをみても、書いてあることは【推奨はしていない。】とされています。
それだけ両建てのリスクがあるということです。

では、どんなリスクがあるのかを確認していきましょう。
両建てのリスクはこちらになります。

  • スワップポイント
  • スプレッドが二重にかかる
  • 売値と買値の価格差

ひとつずつ説明をしていきます。

3-1.スワップポイント

通常スワップポイントは、取引通貨ペアで金利が高い方の通貨のポジションを保有していれば、スワップポイントは貰えます。
逆に金利が低い方の通貨のポジションを保有していたら、支払いをしなければいけません。

では、両建てだとどうなるのでしょうか?
この場合は、スワップポイントが相殺されて差額分を【支払い】をしなければいけません。
差額だったら受取になる可能性もないの?と思われると思います。

FX会社はスワップポイントの差額が収益の一つとなっています。
そのため、受取額と支払額に差をつけていて、FX会社自体がマイナスにならない仕組みになっています。
トレーダーにとってはマイナスになるということです。
ただ、受取額と支払額が同額というFX会社は存在しますので、そういったFX会社を使用していたら両建て取引をしても綺麗に相殺されます。

ボクのオススメしているFX会社で「みんなのFX」があります。
みんなのFXはスプレッドの受取額と支払額がほぼ同じです。
また、スプレッドも業界最狭水準となっているので、後述するスプレッドが二重にかかるということも取引コストを小さく抑えることができますよ。
みんなのFXについて、ボクが使った感想を記事にしていますので、一度読んでみてください。

3-2.スプレッドが二重にかかる

売りポジションを持った時にスプレッドが発生し、買いポジションを持った時にスプレッドが発生します。
スプレッドが二重で掛かってくることになるのです。

スイングトレード以上のトレードスタイルだったら国内FX会社の狭いスプレッドはあまり気にする必要はありませんが、デイトレードくらい頻繁に取引をしているのであれば、あまり値幅も取れないトレードスタイルの場合は取引コストは低く抑えないといけません。

両建てはスプレッドの取引コストが二重にかかることに注意しましょう。

3-3.売値と買値の価格差

FXはスプレッドがありますが、国内FX会社のホームページを確認すると、ドル円スプレッドは【原則】固定となっているところがほとんどだと思います。
【原則】ということは売値と買値の価格差は拡がる時がありますよ。ということです。

上記で説明した、両建てMAX方式のFX会社は証拠金がギリギリになっていても両建てができることがありますが、そんな時に売値と買値の価格差が拡大した時は、証拠金維持率が保てなくなり追証、もしくは強制ロスカットされる危険性があるのです。

4.両建ての間違った使い方【損失が拡大する】

両建ての間違った使い方【損失が拡大する】

両建てと聞いてい一番最初に思いつく方法はこれじゃないでしょうか?
【損失を大きくしたくないから】

売りポジションを持っていて、これ以上上がったら証拠金的にも危なくなる。でも、損失はゼロにしたいから両建てをしよう。ということですね。
この両建ての仕方はボクもやったことがあります。
そりゃーこんな大きな損失を確定するのはバチくそ怖いですからね。
その気持ちもよく理解しています。

ですが、この方法はなんの解決にもならないんですよ。
損失を【ゼロ】にしたくて両建てをしたのに、次は反発か反転をして、両建てをした方のポジションが大きな含み損になります。
ましてや、全モなんかしてしまったら、目も当てられませんね。
最初のポジションは助かり、両建てをした方のポジションが両建てをした時の含み損と同じ額になっています。

【損失を大きくしたくないから】という理由が反対の結果を招いたことになりました。
これはプロスペクト理論の【損失はゼロがいい】という心理と一緒です。

この使い方は、今後決してやらないでください。

全モとは

全モとは【全戻し】の略になります。
全戻しとは、あるところからレートが伸びて上昇し、何もなかったかのように、また元のレートに戻ってくることです。

プロスペクト理論とは

プロスペクト理論は、簡単に説明すると【損失はゼロがいいけど、利益はすぐに欲しい】という人間んが本来持っている心理です。
FX取引において、このプロスペクト理論は逆効果になります。
FXで儲けたいと思うのなら、必ず知っておくべき心理学ですね。

プロスペクト理論についてはこちらの記事で解説しています。

5.両建ての正しい使い方

両建ての正しい使い方

両建ては正しく使えば、美味しい手法になります。
ボクは超攻撃型の手法だと思っています。

正しい両建ての使い方は【利益が出ている時にのみ使う】です。
利益が出ている状況でトレンド中で使うということです。

具体的には、トレンド中の一時的な押し目や戻し目を取る時に使います

トレンド中の一時的な押し目や戻し目を狙うっていっても難しいんじゃないの?と思っていると思いますが、そのやり方を解説していきますね。

5-1.エントリーの時間軸をずらして狙う

両建てをする時には、最初に持ったポジションと両建てしたポジションの時間軸をずらします
両建てした方の時間軸の方を短く見ていきます

最初のポジションが1Hでエントリーしたならば、両建てのポジションは15分足とかのレベルでエントリーするということです。
この時に最初のポジションが本トレンドで、両建てのポジションが、その戻しを狙ってエントリーをしていきます。
短期で狙っていく為、狙える利幅は限られますが、本トレンドの利益に上乗せ利益が出るという仕組みです。

5-2.エリオット波動理論と一緒に使うと有効

どこが戻しが出る部分なのか、わからないという人は【エリオット波動理論】を意識して両建てを使ってみてください。

エリオット波動理論はパターン・比率・時間の3つの基本原則からなっています。
この順番で重要とされている理論です。

そして、エリオット波動理論には基本パターンというものがあり、それが【5つの上昇波と3つの下降波の8つの波を1サイクルとする】です。

エリオット波動理論【基本パターン】

上記の図のようにジグザグに動いてますよね。
また、この基本パターンはフラクタル構造となっていて、時間軸を小さくしてみると、上位足で見てたひとつの波が、また5つの上昇波と3つの下降波というふうになっています。

このようにエリオット波動理論を駆使して、時間軸を見ることで本トレンドの戻しを両建てで利益を上げることができるのです。
これが本来の両建ての使い方だと思っています。

エリオットは同理論について、詳しく知りたいという方は、こちらの二つの記事で紹介しています。


フラクタル構造とは

フラクタル構造とは【一部を拡大して見ると、全体と相似する形を見つけられる】構造のことです。
フラクタル構造は自然界でも現れるもので、身近なものだと雪の結晶とかがそうです。
雪の結晶の一部を見ると、雪の結晶の全体と同じような形をしているということです。
これが、FXの相場でも現れているといことになるわけです。

6.両建てのまとめ

両建ては間違った方向に使えば、どうしようもならない手法となって最悪なイメージを持ってしまいます。
ですが、正しい方向で使ってあげると、それは超攻撃型の手法と変化します。

利益に厚みが増すのでとても美味しい手法ですよ。
トレンドにうまく乗れた時には実践してみてください。

絶対に【損失が出てる時】に使ってはいけませんよ。

最後に両建てのポイントをまとめておきます。

  • 両建ては同通貨ペアで売りと買いのポジションを持つこと
  • 含み損が出ている状態での両建てはNG
  • トレンドが出ている時の押し目・戻り目で時間軸をずらして使う
  • 本来の使い方は【超攻撃型】

では、今日はここまでー。
ちゃおー。