【FX手法】ナンピンは投資として危険な取引【相場観がないと莫大な損失】

手法

はいさい!tentenです!

今回はナンピン手法についてです。

この記事を読めばこんな悩みが解決します。

  • ナンピンってどんな手法なの?
  • ナンピンは危険って聞くけどなんで?
  • SNS見たらみんなナンピンしてるよ。自分もやってみたいけどどうした良い?

いきなりですが、結論から言います。
ナンピンは危険です。

本当に初心者に関しては手を出してはいけない手法だと感じています。
それは大きく証拠金を減らすことになるから

とはいえ、ナンピンすると含み損が減るどころか大きく利益を狙えるのも事実なんです。

ナンピンとはなんなのかというところから、なぜ危険と言われているのか、ナンピンの使い方はどうするのかを今回は解説していきます。

本記事の内容

  1. 【超簡単に解説】ナンピンとはどんな手法?
  2. 【リスク解説】FX取引おいてナンピンは危険?!
  3. 2-1.初心者はただポジションを増加させているだけ
    2-2.損失が無駄にデカくなる
    2-3.プロスペクト理論が身についていない

  4. これが本当のナンピンの使い方!
  5. 3-1.ナンピンをする時の前提条件
    3-2.絶対にレンジ相場で使ってはいけない
    3-3.トレンド方向の押し目・戻り目で使うべき

  6. ナンピンまとめ

1.【超簡単に解説】ナンピンとはどんな手法?

【超簡単に解説】ナンピンとはどんな手法?

ナンピンは、漢字で書くと【難平】となります。

【難】は損失という意味があります。
【平】は平均という意味があります。
ナンピンとは損失を平均するということですね。

具体的にどういうことかというと、ドル円がここから上がると思って、105円で1lotのロングエントリーをしたとします。
ですが、思惑が外れて104円まで下がってきました。
まだまだ損切りラインよりは上にいる状況で、まだまだ上目線です。
こういったところで、再度ロングエントリーをします。
今回は104円で1lotをロングエントリーしたとします。
今のポジションを確認すると

  • 105円 1lot
  • 104円 1lot

この二つの平均を出すと、取得平均レートは104.5円になります。
つまり、104.5円が損益分岐点となり、それ以上は含み益になっていきます。

これがナンピン手法になります。

損益分岐点とは

損益分岐点とは、保有ポジションの利益も損失も出ていない時のレートのことを指します。

2.【リスク解説】FX取引おいてナンピンは危険?!

【リスク解説】FX取引おいてナンピンは危険?!

FXを始めたばかりの頃にはナンピンは危険だからやらない方が良い!と書かれているのが大半だと思います。
それはボクも賛成です。
現にナンピンは危険なのでやらない方がいいとブログでもいってきました。

FXは相場に波があるものです。
ということは、基本的にはレートは戻ってくることが多いんです。

これがFXの甘い罠になります。

基本的にはナンピンをしたら助かることが多いのです。
だったらナンピンをした方がいいのでは?と考える初心者トレーダーは多くいると思いますが、ナンピンにはどんなリスクがあるのかを考えて欲しいと思います。

今回は、なぜ危険なのかを具体的に説明していきたいと思います。

2-1.初心者はただポジションを増加させているだけ

初心者のうちは、何もわからないため、チャートを見て感覚でトレードしている人が多いと思います。
今から上かな?いやいや下っぽいぞ・・・とか。

ナンピンは取得単価を下げる役割がありますが、その分ポジションを多く持つことになります。

このような状況で、レートが下がったからといってナンピンをしてしまうと初心者はただただポジションを増やしてしまうだけです。
取得単価が下がったらか良しではないんですよね。

自分にとってはナンピンと思ってやったことが、かなり証拠金を圧迫してしまい、ハイレバトレードとなりやすくなるリスクがあるのです。

ハイレバトレードとは

ハイレバトレードとは、国内FX会社はレバレッジは25倍までと決まっています。
証拠金に対して25倍までの取引ができますが、トレードスタイルによって適正レバレッジというのは決まっています。
トレードスタイルの中でスキャルピングが一番レバレッジが高くなりますが、証拠金の15倍までが適正です。
それ以上になるとハイレバレッジ(ハイレバ)となり、危険です。
何が危険かというと、レバレッジ25倍で取引をしてしまうと、すぐに証拠金維持率が100%を割り、追証となります。
もっとひどくなると強制ロスカットとなるからです。

2-2.損失が無駄にデカくなる

ナンピンは目線が合っていないと、損失を無駄にデカくするだけです。

【相場観】がポイントとなる手法です。

相場観が身についていないうちは、絶対にやってはいけません
例えば、レンジ相場でどうせまた戻ってくるんだから、下の方でエントリーしてればいいやと思ってエントリーしても戻ってこずに、逆にブレイクアウトして損失を大きくして自分が思ってもいない損失額になることはよくあることです。
上記でも説明したように、ナンピン=ハイレバになっているので証拠金維持率も保てなくなり、追証や最悪強制ロスカットもありえるのです。

相場観が身についていなければ、ナンピンはただのリスクと考えましょう。

レンジ相場とは

レンジ相場は、上限と下限で行ったり来たりして、トレンドがない状態のことを言い、トレンドレスとも言われます。
また、ボックス相場ということもあり、箱の中で動く相場でもあります。

2-3.プロスペクト理論が身についていない

初心者のうちは、プロスペクト理論が身についていない人が多いです。
プロスペクト理論を知っているよという人でも、人間の心理的部分のものなので頭で理解していても、克服するのはかなり難しいです。

なぜ、プロスペクト理論が身についてないうちに、ナンピンをするのが危険なのかというと【損失を出した時に損失を回避したいという心理】です。

まずは損切りをしなければいけないポイントで、損失を回避したいという気持ちが、損失を引き延ばすことを考えます。
【いずれ戻るだろう】という考えになります。
それでも戻さなかったら、次は損失を回避したいという心理から取得単価を減らせば、損失を減らすことができるのでは?と考えるようになるということです。

こういった考えのナンピンは健全ではありませんよね。
ナンピンを間違って捉えているとしか思えず、手法とはいえない状況です。

ナンピンだけでなく、プロスペクト理論を理解することはFXで重要な【自己資金を守ること】につながりますので、【知っている】レベルではなく【身についている】レベルまで持っていきましょう。

プロスペクト理論とは

プロスペクト理論とは、簡単に言うと【利益はすぐに欲しいけど、損失はゼロがいい】という心理です。
プロスペクト理論はFXではマイナスに働き、FXではよくないとされる【損大利小】になるからです。

プロスペクト理論をもっと詳しく知りたいという方はこちらで解説しています。

3.これが本当のナンピンの使い方!

これが本当のナンピンの使い方!

上記ではナンピンは危険だ!と説明してきました。
ですが、それは相場観のない初心者に限ります

ある程度の相場観があればナンピンは強い武器になります。
投資の基本ですが【安い時に買って、高い時に売る】を実践することになるからです。

取得単価が低くなればその分利益に繋がるので、ある一定条件の中では有効になるのです。

その条件を説明する前に、この前提条件は満たす必要があります。
上記を守ってもらった上で、ナンピンをする時の条件を説明していきます。

3-1.ナンピンをする時の前提条件

ナンピンをする時の前提条件はこちらになります。

  • シナリオのあるナンピン
  • ナンピンも含めて適正レバレッジ内
  • 損切りラインは絶対に動かしてはならない

ひとつずつ説明をしていきます。

3-1-1.シナリオのあるナンピン

ナンピンをする時には、シナリオを持っておかないといけません。

上昇トレンドである時に、上昇トレンドだからここでエントリーをしたいな。でも、ここまで下がってくる可能性はあるな。ここまで下がってきたらこのライン上でナンピンでエントリーしたいから、一回目のエントリーを1lotで入って、ライン上でも1lotでエントリーすることにしよう。損切りはこのラインだ。

エントリー前にここまで考える必要があります。

3-1-2.ナンピンも含めて適正レバレッジ内

上記のシナリオのあるナンピンでも出てきましたが、最初のエントリーと二回目のエントリーを分割注文するため、合わせてて適正レバレッジ内でエントリーする必要が出てきます。
通常通りエントリーしていると、ハイレバトレードになるため、注意してください。

3-1-3.損切りラインは絶対に動かしてはならない

ナンピンをする時はそれだけリスクを負っていることになります。
損切りラインは徹底して守りましょう。

それが損切りラインで損切りできる自信がないという人は、逆指値注文を入れてそのレートにきたら、損切りができるようにしておきましょう。

3-2.絶対にレンジ相場で使ってはいけない

ナンピンをするということは最初の思惑が外れたことになります。
もし、的確なポイントで入れていればナンピンをすることなく、そのポイントでロットを入れれるため、ナンピンするよりも取得単価を小さくすることができます。

そのような状況でナンピン手法を使うのに、いつブレイクアウトをするかわからないレンジ相場では決して使ってはいけません。
FXは確率の投資になります。
どちらに進むか確率が高い方にエントリーをするべきなのに、わからないところで危険なナンピンを使うのはギャンブルになります。

トレンドが出ているというのが一つ目の条件になります。

トレンドを再度勉強しなおしたいという方は、ダウ理論から勉強をしなおしてください。
こちらがダウ理論について解説した記事になります。

3-3.トレンド方向の押し目・戻り目で使うべき

このトレンドが出ている状況では、必ずトレンドラインや水平線付近で反転や反発するとは限らないため、その付近でエントリーすることはよくあることです。
一つ目のエントリーを、そういったラインの付近でエントリーを入れて、様子見をします。
二つ目のエントリーはより、トレンドラインや水平線で反発や反転を確認してから入ります
トレンド方向の押し目や戻り目の反発と反転を狙うということです。

反発や反転を確認するのは、リスクを極限まで減らすためです。
それだけナンピンはリスクを負うことを忘れないでください。

また、上記の前提条件でもありますが、損切りラインは必ず守ってください
これを守れないと、損失額は取り返せない額になってしまうので、注意しましょう。

4.ナンピンまとめ

ナンピンは中級者以上の手法です。
初心者の内は、基本を覚えて、相場観を身につけることに徹してください。

トレンドが何かをはっきりしないとか、水平線はどこに引いていいかわからないといった人は絶対にやめた方がいいと思います。

ある程度相場観が身についたと思った時にナンピンは試してみてもいいと思っています。
ですが、ナンピンに慣れ過ぎるのも怖いので、基本はしっかりもって取引してくださいね。

最後にナンピンのポイントをまとめておきます。

  • ナンピンは平均取得レートを下げて、損益分岐点が近くなる
  • 初心者の内はナンピンはダメ!絶対!
  • ナンピンをするときは適正レバレッジ内
  • 損切りラインは絶対に動かさない
  • トレンドが出ている状況で使うこと
  • トレンドの押し目や戻り目を狙ってナンピンする

では、今日はここまでー。
ちゃおー。